ブラックメールで脅迫されたハリウッドの大スターが、過去の清算のため謝罪行脚を始め……という、本当にありそうなブラック・コメディ映画『アウトカム』。キアヌ・リーブス、キャメロン・ディアス、マット・ボマーと、大スター共演の本作では、取材になんと3人揃ってしまったので、思い思いに鼎談していただきました。

キアヌ:脅迫メールのような嫌がらせは日常茶飯事だから、芝居とはいえちょっとは共感できるんだよね。

キャメロン:そうそう。あなたはあくまでリーフっていうキャラクターだったから。私とマットはリーフの親友として彼を支えていたけど、セレブカルチャーのど真ん中にいる人達が社会からどんなプレッシャーを受けて生活しているのかってことはあまり知られていないじゃない。その点でこの作品は画期的。

マット:僕にとってこういう話は僕自身ではなくて、キアヌをはじめ諸先輩や先にブレイクしていた友達から見聞きしていたんですよ。実際にこういうことに直面したとき、どう試行錯誤していくのか、っていうことを知ってたから、この作品での芝居の参考になりました。

キャメロン:私は一時的に活動を休止していたけど、それで分かったのは、劇中のリーフ同様「仕事中心の人生は問題がある」ってこと。自分が何者なのか、何が一番必要で何を諦めるべきかってことを、人生で体得するべきだってことが描かれていると思う。