映画業界を盛り上げるべく、若手の映画関係者のアイデアで始動したシークレットシネマ“幕が開くまでタイトルは「秘密」“というキャッチコピーのもと、何が上映されるのか知らない状態で映画館に行くという斬新なアイデアが形に。今回初代アンバサダーとして二宮和也さんが就任。二宮さんの選んだ作品は『リバー、流れないでよ』と明らかになった今、改めて上映前のトークショーの内容を振り返ればたくさんの発見があるはず。最後まで要チェックです♡

 

――会場には満員のお客様と今日は全国300以上の劇場で繋がっております。

いや、ほんとにすごいですよね。ここだけでもたくさんの人がいらっしゃって。そう、全国の皆さんもね。

(中継カメラに向かって)全国~!

――まずは改めて一言ご挨拶をお願いいたします。

本日はお集まりいただきまして本当にありがとうございます。このテーマ通り、二宮和也が選んだ人生の1本を特別上映ということで……

――軽く笑いながらでも大丈夫ですか?

いやいや、自分でもよくこの壇上に登ったなと思ってます。どうかお手柔らかによろしくお願いいたします。

――改めて今回のイベントは映画業界の未来を担っていく若手の皆さんが、どんな企画を出したら1番映画館に足を運んでみたくなるかというアイデアで1位をとった企画です。

素晴らしい!

――その素晴らしい中で白羽の矢が立ったのが二宮さんでした。

まあまあ、そうですよね。オファーが。

――二宮さんに伺ったところ“やろうか”と二つ返事でお返事をされたんですよね?

いや、正直な話ですよ。正直な話は嫌ですよ。こういうのって映画偏差値みたいなものがとらわれるじゃないですか。こいつのセンス、みたいな。普段偉そうなこと言ってるけれどこれなんだみたいなことを、やっぱりすかされてしまう側なので。

――客席も一体どんな1本を用意してくれてるのか、わくわくした空気感ですね。

(そういった)感じじゃないですか。それに想像するわけですよ。このオファーをいただいた時に。だから嫌だなと思いましたよ。ただ、若手の人たちが映画館に足を運んでもらうためにってなった時にこういったことをやるのって……それはもう40代に入ったわけだから、嫌々言ってられないんだろうと。ただやっぱりこういう企画なので、何が始まるか、この映画がかかるまでわからないっていうことで言うと、このワクワクを皆さんにどう共有してもらおうかっていうのは、すごく非常に考えました。

――だからこそ二宮さんであれば“おっ”となる映画を選んでくれそうだという思いもあってのオファーだったのかと。

しかもどうやったら映画館に足を運んでもらえるかっていうのは、本当にこんな大きなところでやると思ってなかったんですよ。こじんまりというか、みんなで集まって秘密事じゃないけれども、こういうのを共有して、映画館に行くってこういうことなんだなっていう、その共犯関係を結ぶ最初のスタートのきっかけかなと思ってたから。自分もその企画に則った感じの作品を選ばせていただいたんですけど、全国でも中継をしてもらって。