【近藤華】KATEスペシャルムービーでも話題!注目の19歳が映画『見えない娘』で挑んだ“目線の演技”とプライベートのこだわり

“見えない存在”との共演で意識したこと
──透明人間の三女・ひかりとのシーンは、やはり難しかったですか?
そうですね。ひかりの身体の向きや関節がおかしくならないように、テストでやった通りの動きをしないといけなくて。例えばタクシーに乗っているシーンでは、ひかりがいる位置を意識して、肩の位置を調整したり。でもふとした瞬間に動きを忘れそうになるので、「今、手をこうやっちゃいけないよね」とか、次女・音々役の花ちゃんと一つひとつ確認しながら演じていました。
──完成した作品を観て、特に印象に残ったシーンは?
喫茶店でポットを倒しちゃうところです。スローモーションになると聞いていて、どういう音楽がついて、どうコミカルになっているんだろうって、完成を楽しみにしていたシーンでした。映像を観たときは「こうなったんだ!」ってすごく嬉しかったです。
あとは、全体を通してひかりがちゃんと存在していたことに感動しました。撮影中は、私たち自身も見えていない状態だったので不安もあったんです。でも作品を観たら、そこにちゃんとひかりがいました。目線やテグスを使った演出だけでもちゃんと伝わるんだなと実感しました。
撮影現場は「キラキラな思い出」♡
──撮影現場で、特に印象に残っているエピソードはありますか?
父親役の毎熊克哉さんに、好きな食べ物を聞いたんです。そうしたら「ピングレ」と仰っていて。「ピングレ? お肉の希少部位かな?」と思って聞き返したら、ピンクグレープフルーツのことだったんです(笑)。かわいくてめちゃくちゃ記憶に残っています。
──撮影の合間も、みなさん仲がよかったんですね。
そうですね。待ち時間にみんなで変なステップを踏んだり、しりとりをしたり、じゃんけん大会をしたり。いろいろなゲームをして楽しかったです。妹役の花ちゃんも凜子ちゃんもすごく元気で。凜子ちゃんは透明人間役だったので撮影中は画面に映らないのですが、現場には来てくれて、テストのときまで一緒にいてくれました。それもすごくありがたかったです。
──竹林監督とは、実際にご一緒してみていかがでしたか?
すごく優しい方でした。以前から竹林監督の作品を観ていたので「想像していた通りの人が出てきた!」って(笑)。私たちの演技に任せてくれる部分もあって、「これはどうですか?」って提案しやすい空気が本当にありがたかったです。台本に書かれていない部分についても、どうするかみんなで考えていて。特に音々役の花ちゃんとは、ひかりに触れるシーンが多かったので、そこはたくさん話し合いました。
PROFILE

HANA KONDO
近藤華
2007年8月6日生まれ、東京都出身。2021年にCMでデビューして以来、三井のリハウスなど話題のCMに出演。映画出演作には『サユリ』(24/白石晃士監督)、『アイミタガイ』(24/草野翔吾監督)、『未来』(26/瀬々敬久監督)がある。近年では、「アンチヒーロー」(TBS)、「僕達はまだその星の校則を知らない」(KTV・CX)、「小さい頃は、神様がいて」(CX)などのTVドラマにも出演。また、菅田将暉のMV「ギターウサギ」では出演と、クリエイティブディレクターとしてアニメーション制作を担当した。
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