今夏、深町秋生氏による人気警察小説シリーズ「八神瑛子-上野中央署 組織犯罪対策課-がHuluにて実写ドラマ化。主演・黒木メイサさん演じる上野中央署の刑事・八神瑛子と対峙する重要キャラクター・グラニソ役としてAぇ! groupの小島健さんが出演します。本作では俳優人生初となる殺し屋役、さらに全編英語セリフやアクションシーンに挑戦。作品へかけた想いや撮影中のエピソードなどたっぷり伺いました。

人気警察小説シリーズ「八神瑛子-上野中央署 組織犯罪対策課-」がHuluにて実写ドラマ化。Aぇ! groupの小島健さんが、主演・黒木メイサさん演じる上野中央署の刑事・八神瑛子と対峙する重要キャラクター・グラニソ役として出演します。

アクションに向けたトレーニングをしながら4~5キロ減量

──まずは改めて、今作に出演が決まったときの気持ちを教えてください。

驚きが一番でした。まさかグラニソのような役柄のオファーがくるなんてっていう。英語も喋れないし、アクションもしたことがないし、かぶる要素が一つもなかったんですよ(笑)。学生時代も英語は得意ではなくて、どちらかというと国語や歴史のほうが好きでした。不安じゃないですけど、プレッシャーみたいなものがありましたね

──演じたグラニソの印象を教えてください。

「カッコいいヤツやな」という印象でした。台本を読んで、これはめちゃくちゃやりがいがあるぞと。乗り越えたら小島健として次のフェーズにいける予感がしました。

──ビジュアル面では何か役作りはしましたか?

原作とは設定が違うので、監督とは「26歳という今の自分だからこそできる、等身大のグラニソにしよう」という話をしました。メイクは目鼻立ちをはっきりさせつつ必要最低限に。クマは隠さず、リップはあえて何も塗らずにカサカサにして、肌の質感も自然なままにしていました。「グラニソだったら眉毛はどうしているだろう」と細かい部分まで考えながらビジュアル作りをしましたね。あとは、アクションに向けたトレーニングをしながら体重を4〜5キロほど落としました。

──ご自身のタトゥー姿を見たときはどう感じましたか?

 「すごいな」「リアルだな」と。特殊メイクのやり方は企業秘密だそうなんですけど、その工程を見るのもすごく楽しかったです。撮影後は、そのままの姿で帰って街に出たりしていました(笑)。

──オフィシャルインタビューでは、ダークヒーローに憧れがあるとお話しされていました。どんなところに魅力を感じるのでしょうか?

やっぱり人と違うことがしたかったんですよね。そこに尽きます。幼稚園生くらいの頃から、主人公よりも敵役やダークヒーローに不思議と惹かれていました。やってみたかった役だったので、オファーをいただいたときは本当に嬉しかったです。

──具体的に好きなダークヒーローはいますか?

『キングダム』の桓騎(かんき)はカッコいいなと思いますし、映画だとベタ中のベタですけどジョーカーも好きです。

──グラニソを演じるうえで、参考にしたキャラクターや影響を受けた作品はありましたか?

逆になくなりましたね。監督には「アクションならこの映画を観たほうがいいよ」と韓国作品を中心にいくつか勧めていただいて。それらを観ながらいろいろ考えていたんですけど、結果的にいい意味で、グラニソはそのどれとも違うキャラクターになりました。最初は、笑いながら戦う漫画っぽいキャラクターを少し意識しようとしたんです。やっぱり、そういうキャラってどんな作品にもひとりはいるじゃないですか(笑)。戦うのが好きで、みたいな。でも、監督と「実際は命のやり取りをしているわけだから、そういう状況で笑うことはないんじゃないか」とかいろいろ話し合って。スタッフの皆さんとも相談しながら、グラニソという人物像を作り上げていきました。

──どんな作品を参考にしたのでしょうか?

監督から最初に勧められたのが、映画『アジョシ』でした。「こういうものが求められているんだ」と少しハードルにも感じましたが、アクション自体はシンプルにカッコよかったし、すごく参考になりました。