―ここからはドラマのお話を聞かせてください。ドラマ「リーガルビート–逆転の法廷–」と大河ドラマ「豊臣兄弟!」それぞれに出演が決まった時の気持ちを教えてください。

「「豊臣兄弟!」は、とってもびっくりしました! オーディションを受けたのが去年の冬頃だったんですけど、そこからお話をいただくまでに結構期間が空いていたので、落ちたなって思っていて。本多忠勝役ということにもびっくりしました。「リーガルビート–逆転の法廷–」に関してはすごく怖かったです。どういう役になっていくのか、自分が演じる役がどういう形をしているのかが全く想像がつかず掴めなくて。最初にお話をいただいた段階では、怖くて不安でした」

―そんな中、どうやって役作りをしていたんですか?

「吃音をもっている役なので、主演の(鈴鹿)央士くんやプロデューサーさん、監督さんと一緒に吃音の練習をしたり、「言友会」という吃音症のセルフヘルプグループがあって、その会にお邪魔させていただいたり、吃音症についての本で勉強をして少しずつ気持ちを知っていくという役の作り方をしました」

―知っていくことで怖いという気持ちは少なくなっていきましたか?

「ずっと怖いです。央士くんが演じる役が太陽なら、僕は月みたいなイメージがあって。不安とか焦りもあるし、得体の知れない何かがずっと隣にいる感じがします。本多忠勝の役作りは、ひたすら史実を、本多忠勝視点で掘り下げました。あとは本多忠勝を過去に演じられた役者さんの顔つきだったり、動きだったり、忠勝を見ている周りの人たちの忠勝への印象だったりを聞いたりしました。顔つきは、年齢的に山田裕貴さんが近かったので特に参考にしました。あとは周りの忠勝への印象と史実を照らし合わせて、自分なりに忠勝はこうだろうと考えていきました」

―撮影現場で印象に残ってるエピソードはありますか?

「リーガルビートは、央士くんがカメラが好きで。撮影現場にも当然カメラがあるので、そのカメラのセッティングをすごい楽しそうに見ている央士くんがいて(笑)。レンズを変える時に央士くんが一番大きい声出して、レンチェン(レンズチェンジ)って言ったりして。それでチーフのカメラマンさんが央士くんをアシスタントみたいにしていたりして(笑)。それがすごく楽しそうでいいチームだなと思いながら撮影をしてます。大河ドラマは、忠勝だけじゃなくて、徳川家康(松下洸平)の家臣が増えていくんですが、そのシーンを撮る時に、気合いを入れすぎて声が飛んだんです。声が出なくなっちゃって。他の共演者の方も声が枯れていたりしたんですけど、声が出ないっていう感覚になったのが印象に残っています」

―ここに注目して見てほしいというポイントはありますか?

「リーガルビートは、僕の演じる役と央士くんの演じる役の違いや関係性の変化に注目して見ていただければなと思います。やっぱり同じ吃音症を抱える役を演じるっていう点でもそうですし、それぞれが抱えている問題だったり、それぞれの回を楽しんでいただけると嬉しいです。映画『ブルーロック』の注目ポイントは僕の筋肉です(笑)。サッカーを頑張ったので、その頑張りも見てもらいたいです」

―今後挑戦してみたい役とかありますか?

「お父さん役! 地元の友達が続々とお父さんになっていて。僕はまだ想像がついてないんですが、お父さんってどんな感じなんだろうって思って。久しぶりに友達に会うと(父親になって)顔つきが違ったりしているので、いいなって思います」

―憧れの役者さんは?

「沢山いるんですけど、今は鈴鹿央士くんです。お芝居への姿勢だったり、場での雰囲気だったり、本当に素敵だなって思います。央士くんって人に気を遣わせないように気を使遣っているので。その気遣い、優しさみたいな、人間性というか人間味というか、お芝居含めてすごいかっこいいなと思うので、追いかけていきたいなと思っています」

―最後にsweet読者に甘いメッセージをお願いします。

「甘いメッセージ⁈ どうしよう(笑)。すごい恥ずかしい、顔赤くなってきた(笑)。「リーガルビート–逆転の法廷–」と「豊臣兄弟!」は、本当に真逆な役なので、そのギャップを十分に楽しんで見てください♡」

―ありがとうございました!

●INFO
ドラマ「リーガルビート–逆転の法廷–」
毎週金曜21:00~21:54放送

大河ドラマ「豊臣兄弟!」
NHK総合 毎週日曜 20:00~ほかで放送中