甲田まひるさんが選ぶ今月のプレイリストをお届け。あなたもハマるかも。

Selector 甲田まひるさん
今回は、先月シンガーソングライターとして、デビュー作『California』をリリースした甲田まひるさんがセレクター!「普段から色々プレイリストを作るのですが、今回はシチュエーションを限定してシュールにしてみました(笑)! 音楽って優しく前向きな気持ちにしてくれるものだなぁといつも思ってます。私の選曲から素敵な出会いがあったら嬉しいです!」
Instagram @mahirucoda


Me&U/Cassie
(ミー・アンド・ユー/キャシー)

『キャシー』キャシー 収録 バッド・ボーイ・エンターテインメント(2006年/デジタル配信中)

この美メロナンバーで一世を風靡したR&Bシンガーの代表曲。「またタコスが来てしまったことにショックを受ける暇もなく、夢と現実を彷徨っている感じの曲調が
ぴったりだなと。じわじわくる感じのBPMと反復されるメロがお気に入りの曲」


Die4Guy/Playboi Carti
(ダイ・フォー・ガイ/プレイボーイ・カルティ)

『ホウル・ロッタ・レッド』プレイボーイ・カルティ 収録 インタースコープ・レコーズ(2020年/デジタル配信中)

特徴的な声と独特のフロウで人気のアトランタ出身のラッパーをセレクト。「タコライスとタコスは別物だぞ!? という思いを叫び散らしたいときに聴く。プレイボーイ・カルティはやっぱり最高!とにかくテンション上げたいときはオススメ! 唯一無二な声、ラップのセンスもあって好き」


Window Shopper/50 cent
(ウィンドウ・ショッパー/ 50 セント)

『ウィンドウ・ショッパー』50 セント インタースコープ・レコーズ(2005年/デジタル配信中)

哀愁感あるビートと50のヴァースがたまらない1曲。「タコライスとタコスを間違えたことすら面白くなってくる。音楽を聴くと危機も乗り越えられるかも。50セントのラップのフローが癖になる! いつ聴いても新鮮で色あせないかっこよさだなぁ。MVも最高だからぜひ観てみてほしいです」


Supa Love/Guru’s Jazzmatazz, Kelis
(スーパ・ラヴ/グールーズ・ジャズマタズ、ケリス)

『ストリートソウル』グールーズ・ジャズマタズ 収録 ヴァージン・レコーズ(2000 年/デジタル配信中)

「大好きな90s Hip Hopを代表するラッパーのひとりグールーを聴くと、いつも安定感が溢れていて動揺しているときも落ち着けるんです。ギャングスタもいいけ
ど、プロデューサーチームのザ・ネプチューンズ感満載のこのソロ曲も大好き!」


Before You Walk Out Of My Life/Monica
(ビフォー・ユー・ウォーク・アウト・オブ・マイ・ライフ/モニカ)

『ミス・サング』モニカ 収録 ラウディー・レコーズ(1995 年/デジタル配信中)

当時のR&B好き女子のハートを射貫いた大名曲。「これを聴くと“タコライスが食べたかったけど、タコスもめっちゃ美味しいじゃん”って優しい気持ちになれる。特別盛り上がる曲調ではないけど、モニカの美声と心地よいビート、甘い世界観がたまらない名曲!」


Love My Distance /甲田まひる

『California』甲田まひる 収録 ワーナーミュージック・ジャパン(2021 年/デジタル配信中)

幾層にもレイヤードされた、緻密かつソリッドなトラックが印象的な自身の作品を新作からチョイス。「ごちそうさまでした。11月5日にリリースしたEP『California』から私の曲を一曲。冬にぜひ聴いてほしい、赤い糸をテーマにした切ないラブソングです。タコライスを食べながらね」


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text_Takahiro Ono
web edit_SWEET WEB
※sweet2022年1月号より転載しています
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