SWEET WEB.JP

ジャレッド・レト『ハウス・オブ・グッチ』を語る【sweet ムービーインタビュー】

ジャレッド・レト『ハウス・オブ・グッチ』を語る【sweet ムービーインタビュー】

Jared Leto

ジャレッド・レト

■プロフィール
1971年12月26日、ルイジアナ州生まれ。ミュージシャンとしても成功する一方、2013年の『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー賞助演男優賞を獲得。

みんな大好きGUCCIだけど、じつは創業家に大スキャンダルがあったのはご存じ? 3代目代表だったマウリツィオが経営権を売却し、彼が妻パトリツィアの謀略で暗殺され、彼の従兄パオロはあることをきっかけに一族を追放されていたり。

もうね、リアル昼ドラよ。そんなグッチ一族のお家騒動を描いたのが『ハウス・オブ・グッチ』。特殊メイクを施してパオロを演じたジャレッド・レトに話を聞いちゃいました。

「じつはグッチ家の騒動についてはよく知らなかったんだ。この作品の出演を機にこの原作本を読んだんだけど、思わず吹き出したよね(笑)。本当にこんなことあったの? って。ストーリーの主軸はパトリツィアによるマウリツィオの暗殺事件だけど、僕が演じたパオロのことにはめちゃくちゃ興味がわいたんだ。彼は夢想家のアーティストだからね。キャリアとやりたい方向性が合わないことに苦しむことは、僕もアーティストとして活動しているからこそよく理解できるんだ」

パオロを演じるにあたって、毎日6時間かけてメイクし、全く別人のルックスに変身したジャレッド。リサーチも相当したんだとか。

「ニュース記事や本、インタビュー映像はもちろん、彼の友人や家族に話を聞いて回ったよ。彼はグッチ家が目指すブランドの方向性とは全く逆の価値観を持っていた。低価格ブランドを作って、庶民が普段着にできるものを作りたかったんだ。たしかに一族の中ではアウトサイダーかもしれないんだけど、自分がやりたいことを貫こうとする姿勢はとてもロックだよね。僕はそういった人を演じることに一番やりがいを感じるんだ」

GUCCI完全バックアップによる衣装の数々はまばゆいばかり……なんだけど、パオロの衣装だけは豪華なだけじゃなく、物語に合わせてみすぼらしくなっていくのも見どころ。
「監督や衣装デザイナーと相談して決めたんだ。僕自身がパオロをどう演じたいか具体的なアイデアを持っていたんだよね。それで、彼の生活環境に合わせて服装が変わっていくのを劇的に見せることにした。監督やスタッフが僕を信頼してくれたおかげだよ。もちろん共演者のみんなにも大感謝。

特に主演コンビのアダム・ドライバーとレディー・ガガは一心同体となって現場の雰囲気を作ってくれたし、一番共演シーンの多いパオロの父役アル・パチーノには感謝してもしつくせない。最高の役者だってことは知っていたけど、こんなハチャメチャな父子関係が超面白くなったのは、彼のおかげだよ」

© 2021 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.

『ハウス・オブ・グッチ』

story:GUCCI創業家の御曹司マウリツィオ(A・ドライバー)はパトリツィア(L・ガガ)と恋に落ち、周囲の反対を押しきって結婚。一方、マウリツィオの従兄パオロ(J・レト)は低価格路線の新ブランド立ち上げに奔走する。

監督:リドリー・スコット/出演:レディー・ガガ、アダム・ドライバー、ジャレッド・レト、アル・パチーノ ほか/配給:東宝東和/公開:1月14日より、TOHOシネマズ 日比谷全国ロードショー


■ライター プロフィール
よしひろまさみち
よしひろまさみちさん/Profile

『スウィート』のカルチャーページでもおなじみの映画ライター・編集者。日本テレビ系『スッキリ』ではレギュラーで映画紹介を務める。

text_MASAMICHI YOSHIHIRO
web edit_AKANE MATSUMOTO[SWEET WEB]
※記事の内容はsweet2022年2月号のものになります
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

FASHION 人気記事

人気記事ランキング

※人気記事は直近2週間のアクセス数を集計し更新しています。

広告掲載はこちら