映画ライターのよしひろまさみちさんが選ぶ、今月のプレイリストをお届け。今回は、ミュージカル映画のサントラからやる気スイッチが入るプレイリストをお届け! あなたもハマるかも。

Selector よしひろまさみちさん

小誌カルチャーページの編集・執筆を担当する映画ライターのよしひろまさみちさんが、ミュージカル映画のサントラからチョイス。「年明けからやる気スイッチをどこに置き去りにしたか分からず、あちこちで“うちのやる気スイッチ知りませんか?”と言ってきたのよね……。でも、スイッチはこのプレイリストで急激にON。なんかアンニュイな方、これで気分上げてこー!」」
Instagram @hannysroom


One Night Only (Disco Version)/Beyoncé,Sharon Leal,Anika Noni Rose
ワン・ナイト・オンリー(ディスコ・ヴァージョン)/ビヨンセ、シャロン・リール、アニカ・ノニ・ローズ

『ドリームガールズ OST』V.A. 収録 ソニー・ミュージックレーベルズ(2006年/デジタル配信中)

ビヨンセ御大が気合を入れて挑んだ『ドリームガールズ』(06)からの名曲。彼女のゴージャスな魅力が大爆発しています!「これを聴くと映画のシーンまで思い出すのよね。ついでに二丁目のクラブで口パクしているドラァグクィーンまで想起。永遠のアゲソングよ」


America/Ariana DeBose,David Alvarez,Ana Isabelle,Jennifer Florentino,Natalie Toro
アメリカ/アリアナ・デボーズ、デヴィッド・アルヴァレス、アナ・イザベル、ジェニファー・フロレンティーノ、ナタリー・トロ

『ウエスト・サイド・ストーリー OST』V.A. 収録 ユニバーサル ミュージック(2021年/デジタル配信中)

現在公開中のスピルバーグ監督によるリメイク『ウエスト・サイド・ストーリー』(21)から。今の時代に響くストーリーが素晴らしい!「吹奏楽をやっていた学生時代に演奏したことを思い出して、若返り気分。リメイク版のこのシーン、劇中で最高だと思ってます」


Tear Me Down/Stephen Trask
ティアー・ミー・ダウン/スティーヴン・トラスク

『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ OST』スティーヴン・トラスク 収録 ハイブリッド・レコーディング(2001年/デジタル配信中)

現在ジョン・キャメロン・ミッチェル自身が演出した舞台版(丸山隆平主演)が上演中の『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(01)からオープニングソング。「名曲揃いの作品だけど、なんといっても物語に一気に没入できるオープニングは格別。アゲッアゲのロックチューンよ」


Louder Than Words/Andrew Garfield,Vanessa Hudgens,Joshua Henry
ラウダー・ザン・ワーズ/アンドリュー・ガーフィールド、ヴァネッサ・ハジェンズ、ジョシュア・ヘンリー

『チック、チック…ブーン! OST』V.A. 収録 メイジーミュージック(2021 年/デジタル配信中)

ミュージカル『RENT』のクリエイターの半生を描いたNetflix映画『チック、チック…ブーン!』(21)から終幕を。「エモ過ぎな歌詞と曲調があたしのタイプ! 『RENT』のタッチを残しつつ、さらにエモさをプラスしたリン=マニュエル・ミランダの手腕たるや!」


Don’t Let the Sun Go Down on Me/Taron Egerton,Celinde Schoenmaker
ドント・レット・ザ・サン・ゴー・ダウン・オン・ミー/タロン・エガートン、セリンデ・シェーンメイカー

『ロケットマン OST』V.A. 収録 ユニバーサル ミュージック(2019 年/デジタル配信中)

エルトン・ジョンの伝記映画『ロケットマン』(19)からは、ジョージ・マイケルとのデュエットで有名なこの曲。「もうね……カラオケで歌うほど大好き。タロン・エガートンの歌声はエルトンとは別物の心地よさよ。ちなみにタロンたんも、この曲が好きだってYO!」


You Can’t Stop The Beat/Elijah Kelley,John Travolta,Queen Latifah,Nikki Blonsky,Zac Efron
ユー・キャント・ストップ・ザ・ビート/イライジャ・ケリー、ジョン・トラボルタ、クィーン・ラティファ、ニッキー・ブロンスキー、ザック・エフロン

『ヘアスプレー OST』V.A. 収録 ニューライン・レコーズ(2007 年/デジタル配信中)

名作舞台を映画化した『ヘアスプレー』(07)のエンディングソング。「永遠に聴いていられる最強チューン。早口過ぎて歌えませんが、このシーンを観ると毎回泣いちゃう! 特にクィーン・ラティファ演じるメイベル登場からのテンションは唯一無二」


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text_Takahiro Ono
web edit_SWEET WEB
※sweet2022年3月号より転載しています
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