山下智久さんが海外ドラマ初主演を飾る、日仏米共同製作の国際連続ドラマHuluオリジナル「神の雫/Drops of God」が9月15日(金)よりHuluで独占配信中!

 

ドラマの見どころ、撮影中の共演者の方との撮影中のエピソードや今ハマっているワインについてなど……たくさん語っていただいたので、前編・後編に分けてスウィートウェブでお届けします。

原作が大ヒット漫画で国際的なプロジェクトのオファーを受けた時の率直な感想は?

原作がとても人気だったので、ある意味とてもプレッシャーを感じることもありましたが、原作へのリスペクトも忘れないようにしつつ、新しいモノを生み出すっていうことだと思っていたので、どちらかというと期待?希望?が大きかったです。

演じている中で遠峰一青の尊敬できるな、と感じる部分はありましたか?

自分の心に耳を傾けて、自分のやりたいことを明確に突き詰めている部分は尊敬できるなと思います。家業を継ぐとか継がないとか葛藤があると思いますが、最終的には自分の心が求めているものに終着するという部分はすごいな…と。

後はやっぱり愛の形について考えさせられるところがありましたが、一青の考え方も素敵だなと思いましたね~。

やりたいことがあってもそれを突き詰めるというのは誰しもができることではないですもんね。逆に山下さん自身が遠峯一青と似ているなと感じた部分はどこですか?

僕も何かにハマると結構入り込んじゃうところがあるのと、一青は感情をあまり表に出さないし、自分の心に影を作ってしまう部分がありますが、僕も心を開くまでに少し時間がかかるタイプではあるので、そういった意味では少し似ているかもしれないです。

最初から壁をなくして関わり合う、というのは難しい部分もありますよね。今回の作品では多国籍の方が多くいらっしゃる現場だったと思いますが、参加される際に意識していた部分はありましたか?

今回の現場では積極的にみんなを食事に招待したりしていましたね。

結構食事をふるまって、みんなが喜んでくれるのが好きなタイプなので、招待する前にこれなら喜んでくれるんじゃないか、っていうのを日々考えていました。

ご飯屋さんもいろいろ考えて決めるのが好きなので、タイでの撮影の際は現地にいる友人にリサーチをしながら決めてっていうのを楽しんでました(笑)。

作品はかなり緊張感のあるシリアスなムードでしたが、バックステージでは和やかなムードだったのですね! カミーユ役のフルールさんの印象はいかがでしたか?

はい(笑)。よくみんなでご飯も食べにいってましたし、ワインもたしなみながら、本当にファミリーのような時間を過ごしたと思います。

彼女は周りをすごくよく見てくれている方でした。一人一人が心地よく仕事をしてほしいって思われている方だったので、一緒にいて仕事がしやすかったです。スタッフの皆さんも感じられていたと思います。

先ほどタイでの撮影もあったと仰ってましたが、日本、フランス、タイなど壮大なスケールでの撮影が話題になっている今作。どちらでの撮影が印象に残っていますか?

全部印象深いですね~。でもやっぱりフランスのワイン畑での撮影は特に印象に残っていますね。

壮大な畑とワイナリーで撮影させてもらっていたので、すごく綺麗で忘れることのできない圧巻の景色でした。

ワイン畑のシーンたしかにうっとりするほど綺麗でした! 印象に残っているのはワイン畑ということですが、思い入れのあるシーンやここに苦労した!などのシーンはありますか?

でもそれこそワイン畑を歩いているシーンは、何も考えずに景色に溶け込んでいました。自分なのか、一青なのかよくわからない状況でしたね。

思わずカメラがあるっていうことを忘れさせるようなパワーのある景色だったなぁ……。

オールインワン¥59,400、 ニット¥53,900(ギャルリー・ヴィー/ギャルリー・ヴィー 丸の内店)、ネックレス¥83,600/ノブイケグチ(ノブイケグチ)、その他スタイリスト私物

ハードな撮影だったと思いますが、コンディション作りでもかなり気をつけていたとか?

そうですね。当時は監督と話して、めちゃくちゃダイエットをしていました。

カミーユは特殊能力というか、口内が敏感な役でしたが、一方で一青はとことん突き詰めてちょっとやりすぎちゃう性格だろうってことで体重もかなり減量して、本当にワインのことしか考えられない、食べ物のことしか考えられないってなってました。

そこまでいくと満たされている時とちがって、本当に味もそうだし、マリアージュしたときもすっごく敏感になるんですよね(笑)。

そういった意味では、一青がワインを好きな気持ちっていうのが疑似体験できたのかなって思います。

あの時はとにかくカロリーを摂取しないように気を遣っていました(笑)。

その緊張感、画面越しにかなり伝わってきていました(笑)。感覚がより鋭敏になっていたということですが、正解を探すのに時間がかかってテイクを重ねたことはありましたか?

うーん…撮影自体は割とスムーズでしたね。

シーンの撮影をする前にアクティングコーチと一緒に解析をする、ということ重ねて行っていたので、準備を整えて撮影に挑むことができていました。

いろいろ苦労したことはやっぱり多かったですけど、やっぱり演じられてよかったなと思います。


後半では山下さんがハマったワインの魅力、作品のみどころなどをお届けします!

Huluオリジナル「神の雫/Drops of God」

©Hulu Japan

story:カミーユ・レジェ(フルール・ジェフリエ)はかつて1作だけ著作を出版したことがあるものの、その後は未だ自分探し中のフランス・パリ在住の29歳。彼女の元に、実の父で著名なワイン評論家のアレクサンドル(スタンレー・ヴェベール)から突如連絡が入る。病気で余命わずかなため、至急東京まで会いに来てくれと言うのだ。
アレクサンドルと離婚し、長年彼に恨みを抱いている母マリアンヌ(セシール・ボワ)は反対するが、カミーユは一路東京へ向かう。一方、大企業の遠峯ダイヤモン
ド社を営む裕福な家に生まれた遠峯一青(山下智久)は、跡継ぎとして生きることに抵抗を覚え、自らワインの道へ進むことを決意し、アレクサンドルに師事していた。
カミーユが東京に到着した時、亡き父の友人ルカ(ディエゴ・リボン)からすでにアレクサンドルが死去したことが伝えられる。翌日、カミーユと一青はアレクサンドルの
遺言を聞くことに。その内容とは、一青とカミーユの間でワインに関する3つのテストが行なわれるということ、そしてその勝者に総額160億円にも及ぶ世界最大のワインコレクションを含む、全財産が譲られるというものだった。
早速その場で
1つ目のテストが開始される。それは、その場に用意されたワインをブラインド・テイスティングし、品種・産地・収穫年を全て言い当てるというものだった。
2
人に与えられた回答までの期間はわずか1ヶ月。過去のトラウマから一切アルコールを受け付けないカミーユは憤り、葬儀後フランスへ帰ることを決意するがインに人生を賭けた男と、ワインに運命を狂わされた女、若き二人の国境を越えた対決が今、幕を開けるー

9月15日よりHuluにて独占配信開始