そろそろ一生モノバッグと出会いたい、そう考えるスウィートガールも多いハズ。そこでおしゃれな先輩方にそれぞれの一生モノバッグを披露していただきました。出会いや着こなしの取り入れ方など素敵なエピソードにも注目です!


審美眼あるおしゃれ大先輩
多方面で活躍するスタイリストの方々がsweet世代のころに出会った一生モノバッグを大公開!

スタイリスト/辻 直子さん


@naoko.ts

自分のライフスタイルに寄り添ってくれる一生モノ

HERMÈSのコンスタンス ミニ


「コンスタンス ミニを購入したのは30代前半ごろ。エルメスのバッグは他にも持っていますが、ミニマルなレザー素材にシンボリックなHロゴをあしらったデザインが魅力のショルダーバッグは上品にもカジュアルにも取り入れられるアイテムです。

存在感の強いハイブランドのバッグを着こなしに取り入れるとき、私にとって決まったルールはないけれど、バッグだけに視線が集中してしまわないよう、着こなしになじませることを大切にしています。

バッグだけでなく、ジュエリーなども含め、何かを買うときは、そのアイテムを持った自分が思い浮かぶかどうかを基準に考えます。

一生モノとは、その人のライフスタイルに寄り添ってくれる物と思っているので、一生モノとして購入するというよりかは、使い続けていった先に自分なりの一生モノになっていくのだと感じています。

私自身、20代のころはブランド名でモノ選びをしていたこともありましたが、高価な物という理由だけで、一生モノになるわけではないと学びました。

だからこそ段々と、買っただけで満足するのではなく、また、ブランド名にとらわれず、年を重ねても使い続けられるかどうかを考えて選ぶようにしています。

自分がどういったスタイルが好きでどういうスタンスでファッションを楽しんでいるのかを知り、ワードローブに合うものを自分なりの尺度で探すことが、モノを選ぶ力を養うヒントになるのではないかと思います」