J・D・ペイン『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』シーズン2について語る【sweetムービーインタビュー】
地球が人類文明で発展するはるか昔、中つ国と呼ばれる様々な種族が共生する世界が舞台。平和をぶち壊す闇の魔力を持ったサウロンが力を蓄え、あらゆる種族を脅かそうとしており、それを食い止めようと皆が手を取り合おうとする物語だ。
「いつの時代もこの物語が支持される理由は、ファンタジーの世界、架空の種族の話なのに、人間社会で行われている様々なことが内包されているからだと思う。特に今は無意味な分断によって、不安で不穏な世の中になってしまった。この作品で描かれる教訓を示すことで、ちょっとでも人の心を動かせれば、と思っているんだ。僕達の企画ではないけど、年末には日本のアニメーション会社が作ったスピンオフのアニメ版『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』も劇場公開されるし、この物語は今こそ注目を浴びるべきものだと思うよ」
『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』シーズン2
story: 平穏だった中つ国を脅かす闇の帝王サウロンが復活し、それを意図せず助けてしまったエルフのガラドリエル(M・クラーク)は、なんとかサウロンの勢力を弱めるための画策をしていた。一方、謎の老人よそびと(D・ウェイマン)とともに東へ向かったハーフット族のノーリ(M・カヴェナー)らは、彼に秘められた魔法の力を目の当たりに。
ショーランナー:J・D・ペイン、パトリック・マッケイ/監督:シャーロット・ブランドストロム ほか/出演:モーフィッド・クラーク、ロバート・アラマヨ、マルケラ・カヴェナー、チャーリー・ヴィッカース、ダニエル・ウェイマン ほか/配信:現在、Prime Videoにて独占配中
© Amazon MGM Studios Prime Video
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PROFILE
よしひろまさみち
『スウィート』のカルチャーページでもおなじみの映画ライター・編集者