昨シーズンまでのVリーグから生まれ変わり、2030年までに「世界最高峰のリーグへと成長することを目指して発足したSVリーグ。10月から始まったファーストシーズンには、パリ五輪で活躍した髙橋藍(サントリーサンバーズ大阪)や西田有志(大阪ブルテオン)などの日本代表選手に加え世界の第一線で活躍する外国籍の選手も参加し、日本各地で熱い戦いが繰り広げられている。

 

そんな中、SVリーグで注目を集めるチーム・東京グレートベアーズの若手選手「後藤陸翔」と「五頭寛大」がスウィートウェブに初登場! バレーの魅力を熱く語ってくれました!

プロ選手としてさらなるレベルアップを目指したい(後藤)

――お二人は学生時代からプロを目指していたんでしょうか?

後藤陸翔(以下、陸翔):そうですね。今は企業に属す実業団チームに身をおいてプレーする方法と、完全にプロとしてプレーする方法があって。2024年10月からSVリーグ(日本バレーボールのトップリーグ)が始まってから、プロ選手として活躍する選手も増えてきています。僕たちの『東京グレートベアーズ』というチームもSVリーグのチーム。僕がプロとして活動する理由としては、より厳しい環境に身を置くことで、プレイヤーとしてさらなるレベルアップを目指すためです。

 

――現在SVリーグのチームに所属してみて、その成果は出ていますか?

陸翔ものすごく糧になっていると思います。自分の行動に責任を持つという意味で、自分のからだのコンディションなんかにも敏感になりました。常にからだと会話をしつつ、バレーの技術も高めることが大切なので、プレー以外のからだ作りなどにも取り組んでいます」

五頭寛大(以下、寛大):僕は今大学生なんですけど、関西二部リーグでプレーをしていたのですが、大学3年生のときにSNSで募集していた『東京グレートベアーズ』のリベロ対象のトライアウトに参加したんです。それで受かったのが、僕のプロ人生の始まりです。常に目標にプロ選手を掲げていたので、トライアウトという形で入団することでそれが叶いました。とはいえ、最初は実感がわかなかったのですが、周りのテレビで見ていた選手やVリーグでずっと活躍している選手を間近で見て、やっぱりプロはいいなって。自分もなんですけど、そういった環境でバレーができるのはすごくいいことだなって思います。

 

――お二人は同じ中学の先輩と後輩というご関係とお伺いしました。このチームで出会う前に面識があったと思うのですが、お互い、特別な感情はありますか?

陸翔:中学では僕が先輩でしたが、このチームに入団したのは寛大が先なので、チームでは彼が僕の先輩なんです。

寛大:ここで一緒になるのか〜って思いましたね。

陸翔:ホントだよね、思ってもいなかったね。中学で一緒だったメンバーとトップリーグで一緒のチームになるっていうのはバレーボール界だとなかなかないことなので。

寛大:僕が(2023年)8月、彼が12月と入団したのは、前後しているけどほぼ同じタイミングでしたもんね。新しく入団してきた人のリリースを見ていたら、見たことのある顔と名前が出てきて、“なんで?”って思いました。

東京グレートベアーズ