――寛大さんがプレーするうえで大切にしていることは?

寛大:やっぱり楽しむことですね。自分が楽しんでいれば、自然と周りも楽しくなると思うので。

 

――リベロというポジションの楽しみとは?

寛大:リベロは、チーム全体の雰囲気を作ることも大切にしていますし、自分のプレーとしては、VリーグからSVリーグに変わったことで、今年から各国の代表として活躍するような外国籍選手が日本のチームに入っているんです。130キロの速いサーブがきたりするので、今まで以上に一つ一つのプレーが大切になってくるんです。だからこそ、それを楽しまないとって思っています。とはいえ、130キロのサーブをレシーブするより、このインタビューの方が難しいです(笑)。

 

――プレー中やトレーニング中に選手同士で声を掛け合ったりすると思うのですが、そのなかで印象に残っている言葉とかってありますか?

陸翔:名言はないかもしれない(笑)。ただバレー選手特有のところでいうと、言葉ではないけれど、他のスポーツと比べても(選手同士の)ボディタッチは多いかもしれないですね。

寛大:ハイタッチとかも頻繁にやるよね!

 

――試合を観ていると、失敗したときもやっていますよね? 失敗したときのボディタッチは、ちょっと感情が入って強くなっちゃうみたいなことはないんですか?

陸翔グレベアには、そういう選手はいないですね。ベテランから若手まで普段からしっかりコミュニケーションを取っているので怒りをぶつけたりということはないです。ベテランの選手たちが僕達若手に対して、試合中でも練習中でも常にやりやすい環境を作ってくださっているので、僕たちもいいプレーができています。

 

――試合前にするルーティンはありますか?

陸翔:僕はコーヒーを飲んで散歩しています。あとは、試合前日の夜はみんなで集まってゲームをするとか(笑)。

――前日にですか?

陸翔:1時間程度ですけどね(笑)。

寛大:あんまりルーティンはないんですけど、ホットアイマスクをして寝るようにしています。遠征先のホテルでは絶対にやっています!

東京グレートベアーズ