――今だから言える、ぶっちゃけ一番大変だったのは?

巧光「『THE DANCE DAY』じゃないかな?」

滝 「『THE DANCE DAY』に出演させていただけるとなったけど他にもいろんなスケジュールが入っている期間だったので、深夜まで振りを詰めて次の日は朝からDリーグのリハだったり、寝る間を惜しんでという言葉通りで、パンクしそうにもなったんですけど。今思い出しても本当にあのとき俺ら頑張ってたね」

巧光「決勝は全員で4回合わせられるかどうかとかだった気がする。滝、1回もう『フゥーン(涙)』って泣いてたもんね(笑)」

滝「(爆笑)体から出るもん全部1回出たもんね(笑)」

巧光「今思うとおもろかった(笑)」

滝「(笑)。これがもうぶっちゃけですね。パフォーマー陣は全員同じことを言うと思います」

――そんなとき支えになったのは?

滝「メンバーがいなかったら無理でしたね。メンバー全員で協力しあって信頼しあって任せあって、助け合いながら頑張りました。爆発しちゃったときとかも正直あったんですけど、ボーカル3人も傍にいてくれてメンバーがすごく優しい言葉かけてくれたり心配してくれたり、そういう些細なことに本当に救われました。それにTEAM JETZのみなさんがそばにいてくださいましたし、新しいファンの方にも応援してもらっているんだと確かに感じる瞬間もあって、あのとき頑張ってよかったと思えた1年でした」

巧光「僕も同意見。今感じるのは頑張ってよかったなっていうのが1番最初に来る言葉です。8月くらいまでとその後で自分の中ではすごく変わった感覚がありました。昨年の前半は本当に戦う場が多かったというか、悔しい思いもたくさんしたし自分の未熟さを目の当たりにすることがたくさんあって。結構自分はメンタル強い方なんですけど、人生で初めて立ち直れないかもって思った瞬間もあったりして、そこをグッとメンバーで支え合いながら乗り切って。そこからBOT(BATTLE OF TOKYO~Jr.EXILE vs NEO EXILE~)をはじめ、アウトプットする場所を与えられたとき、前半で頑張ったものがひとつひとつ繋がっていって結果として結びついた感覚が自分の中ではあったので、やりがいを感じることができました。頑張っていてよかったなと今、すごく感じています」

雄飛「昨年はパフォーマーを応援する場面が多かったんです。僕個人としては、やっと自分の歌が認められてきたかもと思える1年だったなと思います。EXILE THE SECONDさんのライブで一緒に歌うことができたり、BOTのコラボステージではRIKUさん(THE RAMPAGE)とバラードを歌ったり、LDH LIVE-EXPO 2024では三代目J SOUL BROTHERSさんと歌わせていただいたり。自分がずっと続けてきた歌をようやくみなさんに届けられるようになった年だったなとすごく思います。ひとつひとつのステージにプレッシャーもありましたが、それにもちゃんと打ち勝っていけた1年だったかなって思います」