――では最後、慎さん、お願いします!

「LIKIYAさんはさっき壱馬さんも言っていたんですけど、本当に器が大きすぎると言うか。こんなクソガキなんですけど……」

LIKIYA「そこで使うんか!(笑)」

海青「逆に⁉︎(笑)」

壱馬「うまいなぁ(笑)」

「(笑)。こんなクソガキでもいつも全力で受け止めてくれるんです。個人的にアツイ話をして、ぶつかったこともあったんですけど、こんなにぶつかり合える年上のリーダーはいないなって思っていて。僕の意見も全力で伝えさせてもらって、それに対してLIKIYAさんがそれ以上の熱量で返してくれるって、普通だったら成立しないというか、成立させてくれる関係性の基盤をこれまでに作ってくれたってことなんですよね。結成された当初はLIKIYAさんは24歳だったんですけど、僕が24歳を迎えた時も、到底当時のLIKIYAさんのようには振る舞えないと思いました。いくつになってもLIKIYAさんの大きい背中を追っている感じがします」

LIKIYA「(潤んだ瞳を隠すふりで、頭に乗せていたサングラスをスッと下ろしてかける)」

一同「(爆笑)」

海青「当時のオレらは15歳とかで、LIKIYAさんが寝ている横でまくら投げとかしてましたから(笑)」

壱馬「ほんまありえへんよな(笑)」

「海青さんは有言実行タイプで、言ったらやるし、結果で見せるし、その過程もかっこいい。本当に“男”って感じがしますね。でも一方ですごく繊細な部分もあって、その弱さがあるから強くなっているんだなと思います」

海青「弱さがあるから。すごい上からだなぁ(笑)」

LIKIYA「よえーから(笑)」

壱馬「あははっ(笑)」

「違うってば!(笑)。結構いいこと言ったのに!」

海青「そうだね、ごめんね」

「僕と海青さんは一緒に踊ることも多くて、最近メンバーから熟年夫婦って言われてます。リハーサルの時も、あれがあれでとかで通じたり、振りも一回しか合わせないで本番を迎えたりして、細かく何かをしなくても全部わかるみたいな関係性で、本当に熟年夫婦そのものだと思います(笑)」

海青「それで振りも完璧に合うもんね」

「壱馬さんは、今まで26年生きてきてこんな人に会ったのは初めてという人です。メンバーそれぞれ違うオーラみたいなものはあるんですけど、壱馬さんは生まれ持ったすごいものがあるというか。これも上からとかではなくて、自分のチャンネルがある人で、すごい少年みたいな壱馬さんもいるのに、ステージに立ったら一瞬で空気が変わるくらいの迫力があって、一人で立ってもめっちゃ大きく見える。どういう人生を辿ったらこんな人になれるのかなって不思議で仕方ないです」

海青「そういう人生なんだよ!」

「やめてやめて、合いの手やめて」

壱馬「あははっ(笑)。慎、ありがとう!」

――ありがとうございました♡