『映画プリキュア』ゲスト声優に!再びの大役に「晴天の霹靂」

── ひろがるスカイ!プリキュア』(ひろプリ)に続き、再び『プリキュア』シリーズに出演されるということで、オファーを受けたときのお気持ちを教えてください。

私自身プリキュアが大好きで、まさかこのタイミングで自分が映画に出演することになるとは思ってもみませんでした。本当に晴天の霹靂というか、驚きと同時にとても嬉しかったのを覚えています。

今回はうたちゃんとたくさん喋るメインのゲストキャラクターということで、どういう作品を作れるか、どういう立ち位置でこの映画を彩ることができるか、とても考えました。幅広い世代の方々が観てくださる作品だとも思うので、緊張もしながらアフレコ現場に向かったのですが、スタッフさんや共演者の皆さんがすごく明るく迎えてくださったのが嬉しかったです。本当にいいチームだなと思いました。

 

── 今作はプリキュア×アイドルという異色の組み合わせですが、本作の印象や、演じてみて感じた魅力を教えてください。

松岡美里さん演じるうたちゃん(キュアアイドル)をはじめ、今回のプリキュアはみんな歌うんですよね。歌って踊る時間がすごく長くて、1本の映画を観たというよりは、ライブを観たような感覚でした。歌詞もそうですが、彼女たちの声に力が宿っているというか、私が演じたテラちゃんもそんな輝いている姿に影響を受けて成長していきます。

「戦って、歌って、踊って、どうなるんだろう?」と思っていましたが、「ああ、そういうことか!」と意外とすんなり納得できて。こんなにもアイドルとプリキュアは親和性が高いのだと魅了されました。

 

── 『プリキュア』シリーズは長年愛されていますが、今回共演された方で「この人やっぱりプロだな」と感じた方はいますか?

うたちゃんを演じている松岡美里さんです。事務所の後輩なのですが、今回初めて一緒にお芝居をしました。掛け合いも多かったのですが、常に全力で、すごく愛を持って話しかけてくるんです!うたのパワーがぶつかってきて、すれ違う気持ちの中でアイドルが嫌いな少女・テラの心が動かされていくのが私自身の中でも分かり、役者としてのパワーをとても感じました。

共演できたことで、彼女のことがとても好きになりましたし、もっと一緒にお芝居したいなと思いました。あとは、Tシャツにジーンズという格好で汗をかきながら芝居をする姿がすごくかっこよくて、パワーをもらいながらのアフレコでしたね。

声優の内田真礼