──『ケロロ軍曹』といえば「ケロッ!とマーチ」と言えるほど、ファンのみなさんに愛され続けている楽曲ですが、あのちゃんが考えるこの曲の魅力を教えてください。
まず“生きるのが下手だな”みたいな感じに染まっている歌詞が、すごくいいなと思います。僕も歌詞を書く上で、日々の中で失敗したことや生きづらいところから着想を得ているので、そういう意味ですごく活かされてるし、参考になっている曲です。
あと、レコーディングのときに改めて思ったんですけど、ボーカルが入っていない音源を聴いていると、本当に音自体がめちゃくちゃパワフルだなって。マーチングのサウンドもすごくこだわられていて、めちゃくちゃかっこいいんです。音作りのところも抜かりないからこそ、聴くだけで心からテンションが上がるんだなとリスペクトを感じています。
──今回、主題歌「貸しっぱなしデスティニー」の作詞・作曲、歌唱もご担当されていますが、映画の制作陣からのリクエストなんかはあったのでしょうか?
僕、ライブでいつもすごくシャウトをやっているんです。それ(ライブ)を実際に観てくださった福田(雄一)監督から「そういうの(シャウト)をいっぱい入れてほしい」というお話をいただいて、この曲が生まれました。僕的には“もっとポップな感じに仕上げたほうがいいのかな”と最初に思っていたからこそ、福田監督にシャウトのオーダーをいただけたのは嬉しかったです。劇場版ということもあって、メロディアスでエモーショナルな感じに作りました。
──ご自身の歌が作品を飾ることに対して、実際完成した映像を観ていかがでしたか?
「ケロッ!とマーチ」の時点で“やばいな”っていう気持ちでした。さらに「貸しっぱなしデスティニー」まで流していただいて、こんなにいいのかな……!と思いながら、光栄な気持ちでいっぱいです。すごく信じがたい事実って感じで、とにかく嬉しかったです。
──これまでのファンの方と初めて触れる方、それぞれに向けて、本作品の推しどころを教えてください!
今までのファンの方にとっては、この時代にこうやって劇場版をやるというだけで、すごく懐かしい気持ちになるかと思います。今作は福田さんならではのパロディも、畳みかけるようにいっぱい入っているところがポイントで、真顔になる時間がありません。もともと好きな人も期待以上だと思います。
また、絵がすごく綺麗で迫力満点なので、初めて観る人もぜひ絶対に映画館で楽しんでほしいです。映画から入ってもキャラクターの個性がわかるようになっているので、気軽な気持ちで観てもらったらいいのかなと思います!