【ハワイのマキさんが教えるGirl’s English】
ハワイのマキさんが外国人とのコミュニケーションやSNSですぐ使いたくなるおしゃれ&可愛い英語をレクチャー。今回は、日本人が間違えやすい表現“look forward to ~ing”をお教えします!
間違えやすい表現“look forward to ~ing”
ALOHA!ハワイのマキ・コニクソンです。私は気分転換をしたくなったら、海に出かけます。どこまでも広がる海を眺めるだけで、心のモヤモヤがスーッとなくなり、パワーが湧いてくるんです。ハワイの海も空も日本につながっています。この美しい海からエネルギーを受け取って、ポジティブ脳に切り替えて元気に過ごしてくださいね。
今回はうっかり間違えやすいフレーズ“look forward to ~ing”を取り上げます。学校で文法をしっかり学ぶ日本人にとって、toの後ろが動詞の原形ではなく、動詞+ingになることに違和感を覚えるようです。例文の場合だと、“Please look forward to come my house”と言ってしまう人が多いんですね。
実はこのtoは動詞の原形が続く不定詞ではなく、後ろに名詞しか入れられない前置詞なのです。よって、動詞を続けたい場合は、ingをつけて同盟しにする必要があるのです。難しく考えず、“look forward to ~ing”を1フレーズとして暗記してしまいましょう。
さっそく練習してみよう!
Please look forward to coming to my house.
(うちに来るのを楽しみにしててね。)
I’m looking forward to going to Hawaii.
(ハワイに行くのを楽しみにしている。)
日常会話では“I look forward to ~ing”より“I’m(I am) looking forward to ~ing”の表現のほうがポピュラー。2つとも意味は同じですが、後者の現在進行形のほうがくだけた印象で、親しい人との間でよく使われます。この“looking”となるのが紛らわしくなる原因のようで、“to”の後ろをうっかり動詞の原形にしてしまわないよう、気をつけましょう。
【Column】これも覚えておこう! 間違えやすい英語表現“I wish I were”
I wish I were you.
(私があなただったらいいのに。)
英語にはときどき文法のセオリーどおりではなく、「なぜそうなるの?」と疑問に思う表現があります。現実には違うけれど「~ならいいのに」と願望を表す“I wish 主語+過去形”がその代表例。主語が“I(私)”の場合、be動詞の過去形は“was”なので、普通なら“I wish I was”になるはずですが、“I wish I were”となります。これは英語の古い使い方が現在でも残っているからで、“look forward to ~ing”と同様、暗記してしまうのがコツ。
教えてくれたのは……
maki konikson
ハワイを拠点に世界中を飛び回るコーディネーター&プロデューサー。
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