「食事の量を減らす」「◯◯しか食べないダイエットをする」「炭水化物を抜く」など、ダイエット方法には色々な方法があります。

しかし、食事制限ダイエットを一生続けるのは難しいもの。ストレスが溜まり、我慢した反動で暴飲暴食ややけ食い、やけ飲みをしてリバウンドしてしまったらせっかくのダイエットが台無しになってしまいます。

そこでオススメしたいのが、痩せ体質を目指すこと。ダイエットをしてもなかなか結果が出ない人は、もしかしたら生活習慣の中に太る原因が隠れているかもしれません。

この記事では、痩せ体質の人の特徴や、痩せ体質になるために取り入れたい習慣などについてご紹介します! ぜひ痩せ習慣を取り入れて、無理なく楽しいダイエットにつなげてみてください♡

痩せ体質になる方法って?痩せ体質の人の特徴

痩せ体質になる方法

たくさん食べているのに、なぜか太らない人っていますよね。そんな人は、痩せやすく太りにくい「痩せ体質」の人かもしれません。

中には生まれつき肥満遺伝子を持っている人もいるものの、生活習慣や運動不足を解消すれば、体を痩せやすい状態にすることもできるでしょう。肥満遺伝子は血液や唾液から調べられるので、気になる人は病院に相談して検査してみるのもオススメです。

ここからは、痩せ体質の人の特徴をチェックしてみましょう!

基礎代謝が高い

痩せるための基本は、消費カロリーが摂取カロリーを上回ることです。1日に食事で摂取したカロリーよりも、通勤や通学、運動などの活動で消費したカロリーの方が多ければ、痩せていきます。

痩せやすい体質とは、基礎代謝が高く、カロリーを消費しやすい体のことを指します。

基礎代謝とは、じっと座っているときや寝ているときにも消費するカロリーのことで、心臓や内臓の機能を動かしたり、呼吸や体温維持のために使われ、1日の消費カロリーの60%〜70%は基礎代謝です。

基礎代謝が高い人は、運動していなくてもカロリーが消費されるため、食べても太りにくくなります。一方、基礎代謝が低いと、消費カロリーが摂取カロリーを上回りにくく、体の中で余ったカロリーが脂肪として蓄積してしまいやすいのです。

基礎代謝は、生活習慣や食生活の改善などで、高められます! 太りやすい人は、基礎代謝をアップさせて痩せやすい体を作っていきましょう。

腸内環境が整っている

腸内環境も、痩せ体質になるために大切なポイントです。腸内環境が整っていると、便秘が起こりにくく、排便がスムーズになります。老廃物や毒素が体内に溜まったままになると、むくみの原因に。

また、そもそも便は、栄養が吸収された後の食べ物の残りカスです。これが腸内に留まったままになっていると、残った栄養が再吸収され、皮下脂肪として蓄えられてしまいます。

人間の体脂肪には「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の2種類があり、その中でも皮下脂肪は落としにくいことで知られる脂肪です。

さらに、腸内に便が溜まると胃腸の働きも鈍くなりますが、そうなると基礎代謝も低下すると考えられており、まさに便秘はダイエットの敵!

人の腸内には100兆個もの細菌が住んでいるといわれていますが、その種類や割合は人によって異なります。

日本人の肥満の人とやせている人を対象に行なった研究では、太っている人は痩せている人に比べ、「フィーカリバクテリウム・プラウスニッツィ(短鎖脂肪酸をつくる腸内細菌の一つ)」という細菌が少ないという結果が出ており、腸内環境は肥満に影響していると考えられています。

便秘は美肌の敵でもあるため、しっかり腸内環境を整えたいもの!

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栄養バランスが整っている

ダイエットというと、早く効果を出すために食事を減らす極端なダイエットを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、基礎代謝を上げるにはそれではNG。

食事を抜けば一時的に体重を落として減量できるものの、脂肪と一緒に筋肉量まで落ちて基礎代謝が落ちてしまう可能性があります。

基礎代謝を高めて、痩せ体質になるためには、1日3食しっかり食べることが大切。朝を抜いたり、1日1食しか食べないと、逆に太りやすくなってしまう可能性があります。

食事を抜くと、次の食事までの時間が空くことで、空腹状態でいる時間が長くなります。その状態で食事と食べると、一気に栄養を吸収して血糖値が急激に上がることに。すると、血糖値を下げるためにインスリンが分泌されますが、インスリンには糖を脂肪に変える働きがあるため、体に脂肪が蓄積されやすくなってしまうのです。

姿勢が良い、骨盤が歪んでいない

痩せ体質の人は、普段からしっかり筋肉を使っています。悪い姿勢は、腹筋や背筋が緩んでいる証拠。姿勢を保つための筋肉を正しく使っていないと、お腹周りや腰回りに脂肪がつきやすくなります。

また、姿勢が悪いと呼吸が浅くなり、体の中に取り込む酸素量が少なくなって、脂肪燃焼効率が悪くなってしまいます。悪い姿勢は骨盤や体の歪みを引き起こし、内臓や筋肉に負担をかけ、便秘の原因になることも。

悪い姿勢が続くと内臓が下がり、下腹がぽっこりと出てしまう「ぽっこりお腹」も引き起こすため、美しいスタイルをキープするためにも姿勢には注意しましょう。

痩せ体質になるために!取り入れたい7つの習慣

痩せ体質になる方法

ここからは、痩せ体質になるために取り入れたい習慣をご紹介します。一気に全部を取り入れるのは難しいという場合も、一つ一つ習慣化して、痩せ体質を目指しましょう♡

運動を習慣化する

太るのは、消費カロリーよりも摂取カロリーが多い状態になってしまっているから。運動量や活動量を増やせば、消費カロリーが増えるため減量につながります。

また、適度な運動は筋肉量の向上や維持につながり、基礎代謝を高められることもメリット。

基礎代謝量は、筋肉量によって変化します。同じ身長・体重・性別の人でも、筋肉が多い人の方が基礎代謝が高くなるのです。

つまり、筋肉をつけることが基礎代謝をアップにつながるということ! 筋トレと有酸素運動を組み合わせると、筋肉量を増やしつつ脂肪を燃焼できるので、効果的にダイエットできるはずですよ♡

ストレッチをする

体が硬いと、運動効率が悪くなってしまいます。体が硬く動きにくいからといって動かないと、筋肉が硬くなってしまうことに。筋肉がこわばると基礎代謝の低下や血行不良を招くこともあります。

体の柔らかさにも個人差があり、生まれつき体が柔らかい人もいれば硬い人もいますが、毎日コツコツストレッチを続ければ誰でも体を柔らかくすることができるので、ぜひストレッチを習慣化しましょう!

ストレッチをすると、筋肉や関節の可動域が大きくなり体がスムーズに動くようになるので、体をしっかり動かせるようになります。体全体の筋肉をしっかり使えば、脂肪が減って、日常の何気ない動きが美しくなる効果も♡

体が柔らかい方がケガをしにくくなるので、運動のときのケガ防止にもつながりますよ♡

体を冷やさず、温める

体温も、基礎代謝に影響します。体温が1℃上がると基礎代謝が12〜13%ほど高まるといわれているため、体を冷やさず、温めるようにしましょう!

女性は男性に比べると、冷え性の人が多いといわれています。冷えの原因は様々ですが、その一つが筋力不足。筋肉は体の熱を生み出す役割も担っているため、筋肉量が少ないと、体が冷えやすくなってしまうのです。

トレーニングで筋肉を増やす、冷たい食べ物を避けて温かいものを食べることを心掛けるといいですよ。

よく噛んで食べる

痩せ体質になるためには、食べ物をよく噛んでゆっくり食べることが大切です。早食いだと血糖値が上昇しやすくなり、食べ過ぎにもつながります。

何度も噛むと脳の満腹中枢が活性化するので、少ない量でも満足感を感じやすく、食欲を抑えることができますよ。

また、内臓脂肪の分解促進、脳の活性化、唾液の分泌が増えることで消化がよくなるなどのメリットもあります!

タンパク質を積極的に摂り、炭水化物も適度に食べる

炭水化物抜きダイエットが流行するなど、近年ダイエットの敵として扱われてきた炭水化物(糖質)。しかし、実は糖質はダイエットにも欠かせない栄養素。

体のエネルギーを生み出している糖質を極端に制限すると、体は筋肉を分解してエネルギーを作り出そうとします。すると筋肉が減って、基礎代謝が落ちてしまうというわけ!

もちろん、糖質の摂り過ぎはNG。質のいい糖質を適度に摂取して、ダイエットにつなげましょう。糖質の吸収を穏やかにする食物繊維がたっぷりな玄米や雑穀などがオススメです。

筋肉を増やすためにはタンパク質の摂取が重要なので、タンパク質を積極的に摂取しつつ、糖質も適度に摂取するといいですよ。

しっかり睡眠をとる

睡眠も、痩せ体質になるために大切なポイントです。睡眠不足の人は、食欲を抑制するホルモンである「レプチン」が低下し、食欲を増進させるホルモンの「グレリン」が増加します。これにより、食べ過ぎてしまいやすくなり、肥満につながるのです。

夜遅くまで起きていると、ついつい夜食が食べたくなってしまうもの。夜ふかしは避け、お腹が空く前に眠りましょう!

ストレス発散する

ダイエット中は食べたいものを食べられなかったり、ストレスが溜まってしまいがち。ストレスは自律神経のバランスを乱す、食べ過ぎや暴飲暴食を引き起こす原因になる、寝つきが悪くなるなど様々な悪影響をもたらします。

時にはしっかりとストレス発散することも忘れないようにしましょう。

痩せ習慣を身につけて、目指せ痩せ体質!

食事制限を伴うダイエットは、長期間続けるのが難しいこともあります。そんなときは、生活習慣や食生活を見直して、痩せ体質を目指すのがオススメです!

痩せ体質を目指す習慣は、ダイエットはもちろん美容や心にも嬉しいものばかり。健康的で美しいヘルシーボディを目指しましょう♡

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