【間宮祥太朗×岡山天音】「重岡大毅は自分が想像していた5倍くらいのテンションが高かった(笑)」
2024年1月12日に公開する映画『ある閉ざされた雪の山荘で』で共演されている、間宮祥太朗さんと岡山天音さんの仲良しクロストークをsweet webでお届けします。
撮影時のエピソードはもちろん、何度も共演経験があるお2人だからこそ話せる、お互いの印象についても語っていただきました。お2人の空気感を楽しんでください♡
―映画『ある閉ざされた雪の山荘で』に出演されている重岡さんを始めとし、中条あやみさん、西野七瀬さん、堀田真由さん、戸塚純貴さん、森川葵さんと同世代の俳優さんが集結していますが、それぞれの皆さんの印象はいかがでしたか?
間宮:シゲ(重岡大毅)と西野さん以外は共演経験があったので、安心感がありました。シゲに対してはシゲが出ている作品を見たり、バラエティを見たりすると「すごく気持ちのいい男」なんだろうなって思っていたけど、自分が想像していた5倍くらいのテンションが高かったです(笑)。
岡山:いや、分かる。間違いないよね(笑)。
間宮:西野さんは静かだけど、意外と刺すようなツッコミをぼそっとするから面白かったよね。
岡山:重岡くんも西野さんも関西人だけど、またタイプの違った面白さがありましたね。堀田さんとか中条さんも関西人だし、関西人が今回は多かったね。
僕は重岡さん以外はご一緒したことがあったけど、久々にお会いする方もいたり、変わらないなぁっていう同窓会のような感じもあったり……。重岡さんはずっとご一緒してみたいなって気持ちがあって、僕が持っていたアイドルのイメージとはまた違うオーラで興味を惹かれたなぁ(笑)。
―撮影中の雰囲気はいかがでしたか?
間宮:仲良かったよね?
岡山:仲良かったっすね~。重岡さんがかなり太めの中心軸でいて下さったので、重岡さんの人柄も反映された現場の空気だったのかなって感じがします。
―かなり雰囲気の良い現場だったんですね。撮影中に印象に残っているエピソードはありますか?
間宮:シゲが前髪焼いたことですね(笑)。
岡山:間違いない(笑)。
間宮:シゲの役が料理ができる設定なんですけど、手際よくフランベとかをしてシゲが戻ってきたら、なんか臭くない?ってよく見たら前髪がチリチリになっていて(笑)。
岡山:本人も気づいてなかったんですよ(笑)。ハリーポッター撮ってるのか!っていうくらい炎出てて、多分火力が強すぎたんだと思います(笑)。ケガすることなく無事に終わって良かったです。
間宮:シゲもシゲで「ちょうどええわ、散髪しよう」って言ってたよね(笑)。
岡山:本当にあの人怖いよ。面白いもん(笑)。
―間宮さんが演じられた“本多雄一”は劇団のトップ俳優という役どころでしたが、岡山さんから見て間宮さん自身と似ているなと思ったところはありますか?
岡山:本多と間宮くんって理屈抜きに現れたときの“有無を言わせない主役感”っていうオーラとか、華があるのは似ているなって思います。なので勝手に間宮くんはぴったりだなって思ってました(笑)。
間宮:僕は恥ずかしくなってしまうような部分もあったんです(笑)。本多の「俺には芝居しかねぇから」とかのストレートすぎるセリフってなかなか言う機会がありそうでないですから(笑)。
―では逆に間宮さんから見て岡山さんが演じられた、癖あり俳優の“田所義雄”に岡山さん自身が実際に似ているなと思ったところはありましたか?
岡山:全くないはずです。似ていちゃまずいんですよ(笑)。僕はあんな人間じゃありません! 見てくださいこの目を!
間宮:(笑)。でも屈折の仕方が突き抜けていて、屈折している分、緻密だとは思うんですよね。天音はいろんなこと気にするじゃない?だから色々考えるっていう意味では、台本とかの分析の仕方は本多とは逆のタイプだよね。
『ブルージャイアント』という映画を一緒にやった時とかも、天音の台本覗くと計算したり考えて、セリフを言ったりしているから、田所の演技って劇中ではなかなか見ることができないけど、そこは天音と似ている部分だなって思います。
―お2人は何度も共演のご経験がありますが、初めて会った時と現在で印象って変わりましたか?
岡山:10代の頃に初めて共演しているんですけど、間宮くんって最初からずっとこうなんです(笑)。落ち着いていて、やっぱり目立つ。それに尽きますね。
間宮:俺は最初に天音を認識したのは、ポップないじられキャラだったんです。そこから10年くらい時間が経って、深みと怖さが増したなって(笑)。
―今回のキャラクターはどの方もいい意味でキャラが濃いですが、間宮さんと岡山さんの推しメンはどなたですか?
間宮:(戸塚純貴演じる)雨宮ですね。結局この物語に出てくる劇団「水滸」って雨宮がいないとまとまりが見えないから、バランスを取ってくれることで集団で過ごすことができていると思うんです。バランスを取れる人間がいないと崩壊していくだけだから、雨宮みたいな存在ってどのグループにいても必要だと思います。
岡山:僕は(重岡大毅演じる)久我ですかね~。この映画の中では劇団「水滸」の外から来たっていう設定なので、最初は少し異質に感じるんですよ。どんどん話を見ていくと久我の印象が最初とひっくり返るというか、いろんな面があるキャラクターだなって思います。それを重岡さんが演じることによって、とってもチャーミングで魅力的に、かつかっこいい風に演じられているので見ていておもしろいキャラですね。
―最後に映画『ある閉ざされた雪の山荘で』の注目ポイントを教えてください。
岡山:同世代の役者が集まっていて、ワンシチュエーションでがっつりお芝居をするっていうのは、見ている方にとっても集中して耳を澄まして観られるんじゃないかなっていうのと、1つのエンタメの形として見応えがあるんじゃないかなと思うのでぜひ劇場でご覧になって頂きたいです。
間宮:今回の映画はシステムの部分も楽しんでもらえると思いますし、初見はあっという間に感じる方もいると思いますが、例えば2回目を観たときにはまた違った視点で楽しんでいただけるかなと思います。目線の動かし方にはこういう意図があったんだ!とか、表情の違和感とか監督が演出で見せてくださっているので散りばめられているヒントを見つけてほしいなって思います。
岡山:ぜひ、16回は観てください(笑)!
ある閉ざされた雪の山荘で
story:ある宿泊所に、ある“招待状”を受け取った7人の役者が集められた。彼らは、舞台演出家として名を馳せる劇団「水滸」の主宰・東郷陣平が手掛ける次回作のオーディションを勝ち抜き、合宿形式で行われるという最終選考にやってきたのだった。
出演:重岡大毅、間宮祥太朗、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵/原作:東野圭吾「ある閉ざされた雪の山荘で」(講談社文庫)/監督:飯塚健/脚本:加藤良太、飯塚健/音楽:海田庄吾/主題歌:「FICTION」(WEST.)
公式サイト:https://happinet-phantom.com/tozayuki/
©2024映画『ある閉ざされた雪の山荘で』政策委員会 ©東野圭吾/講談社
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