――デビューから長い7年間だったと思いますが、グループとして、個人として一番嬉しかったことは?

RIKU:グループとしては、メジャーデビューまでの3年は、光のないトンネルをこれが前なのか後なのかわかってない状態で歩いてるみたいな状況だったので、デビューが決まった時はほんとに嬉しかったし、自然と涙が溢れました・・・・・・。デビュー決定がやっぱりグループとして1番嬉しかったことですかね。

個人的には映画『HiGH&LOW THE WORST X』で自分のソロ楽曲が自分の相方たち(川村壱馬さん、吉野北人さん)がクライマックスを迎えるシーンでの楽曲に採用されたっていうのが、嬉しかったですね。

前作の時、自分で曲作ってコンペに出したんですけど、落選してしまって。結局先輩が担当することになって、めちゃくちゃ悔しくて。次があったら絶対やりたいんでお願いしますってずっと言い続けて。3年越しの願いが、夢が叶ったっていう形だったので、最近で言うと本当に嬉しかった。

山本:個人的な話になるんですけど、メンバー16人全員が20歳になって、お酒を飲んだ瞬間が1番嬉しかった

RIKU:確かに。

山本:その瞬間が嬉しかったし、そこから幾度となくみんなでお酒を飲める瞬間が毎回1番嬉しいなと思う。 僕らも日々仕事してると、たまった鬱憤とか吐き出せるのってやっぱここしかない感じがするんで。

で、みんなでお酒飲んで喋る瞬間が1番なんかこう、下手したらライブと張れるぐらいTHE RAMPAGEで良かったなって思うんで。そこはちょっとLDHの力も借りていますけど、そういう瞬間がもうこの先もずっと続いていけばいい、そういう瞬間があるたびに1番嬉しいなと思います。

岩谷:自分は(2021年の)“REBOOT”ツアーで2日間だけやった東京ドーム公演ですね。初日の 1曲目で幕が振り落とされて自分たちが登場するんですけど、あの瞬間のドームの景色を見た時は震えましたね。

長谷川:僕は2000年、HiGH&LOWのライブイベントの最終日ですね。まだデビューが決まってない状態で出させてもらってて、最後に「1月25日にデビュー決まりました」って言われた時。その時は泣いてしまったんですけど、武者修行のこととか、ダンスを始めたこととか、自分がアーティストになりたいと思った時とか、色々フラッシュバックして。やっとデビューできるんだって、聞いた時は本当に嬉しかったですね。