「健太は僕のことを自分を犠牲にしてると言ってくれるんですけど、僕はわりと損得勘定ありきの選択をしているつもりなんです。グループの為にやってるけど、結果、自分に繋がるしという考え方ですけど、健太はもうちょっとナチュラルで。例えば、お弁当の種類が肉と魚とあって、肉がラスト一個しかないってなった時に肉が欲しい人がいたら俺、魚でいいわ、みたいなところとか。本人はそんな意識してないと思うんですけど、立ち位置で自分が前の方やセンターに行った時も、バランスが悪かったらフォーメーションの入れ替えで後ろに下がったりもできちゃう。自分だったら目立ちたいし、パフォーマンスで前に出たいじゃないですか? でもこっちの方が絶対いいからということを自然にできてる。利己的じゃないというか、すごいなと思います。

RIKUさんは歌はもちろんですけど、自分を持ってるというか多分こうしないと自分が崩れるみたいなことを理解していて。自分の強みも弱みも理解できてるっていうのが一番の強み。自分の弱いところを知ってるから逆に努力できたりとか、自分の見せ方を強くできるのかなというふうに思うんです。

ダンスって僕、上手くなる限界ってあると思うんです。生まれ持ったものと、今までに経験してきたことで今日以降のダンスのレベルって絶対限界あるから。でもそのバロメーターがすごく高いのが瑠唯で。多分ちっちゃい時からダンスがほんまに好きで、向き合ってきた時間が長くて濃かったっていうのが、今の瑠唯のダンスを見ててすごい感じるんで。これはかなわんなと思う瞬間とかも結構ありますし、そこはもう最大のリスペクトです」