――大人ですね(笑)。グループとしていま一番自信があるときだとYAMASHOさんも以前sweet webの連載で話されていたのですが、そんなふうに感じることはありますか?

:去年の『CyberHelix』ツアーぐらいからかな。自分たちでリリースする曲、方向性を決めさせてもらったり、年間のスケジュールやライブのコンセプトも話して、自分たちでやりたいことを実現できるようになってきました。
結成から10年近くやってきて、それぞれ感じてきたもの、見てきたものがあるので、『やっぱりこれだな』と思うことをみんなで照らし合わせながら、『間違ってないよな、俺ら』というのをみんなで確認して進めている感じです。それが世の中に出て、いい反応をもらえた時に、自信になっている感じはありますね。

壱馬:今、グループとしても地に足がついてる感じはあります。一つ一つのことを自分のやり方で丁寧にやっているので、もう全てにおいて心配がない。確かにそういう意味でいま一番自信ある時期かもしれないです。

健太:僕らは表現者なんで、自分たちの経験したものを自分たちで表現した方が伝わると感じています。いま自分の表現したいことが表現できるし、失敗したら失敗したで自分のせいだし、それもまた経験だし。失敗しない人生なんてないので。

――今までのツアーももちろんすごかったですが、昨年の『CyberHelix』、そして今年の『PRIMAL SPIDER』もすごいツアーでしたね。

:ありがとうございます。これも考え方なんですけど、ライブも自分たちが飽きてしまったら終わりじゃないですか。自分たちが飽きないためにライブを作るとなったら、やっぱり今までと同じことをしないわけで。もちろんファンの方のことを第一に考えてるんですけど、自分たちが楽しいと思えるライブ、音楽も意識してるのかなと思います。