──展覧会を作り上げる中で、大変だったこと・楽しかったことを教えてください。
楽しかったことで言うと、今回SAMPO(SAMPO Inc.)さんというクリエイティブチームが力を貸してくださったんですけど、そのアトリエが山梨にあるんですよ。だから山梨に泊まり込みとかで、計7日間ぐらい行っていましたね。King & Princeとしての活動もあったので、合間を縫って山梨に行って……っていう感じでした。
そのアトリエで、実際に粘土を使った立体造形を教えていただいたり、ジオラマのテクニックを教わったりしました。あとは、フィールドワークとして、実際に川なんかにも行きました。枝を拾ったり、石に生えている苔を観察したり……そこから着想を得て、「あ、こういう感じだったらリアルか!」「こういう草が生えていたら面白いかな」とイメージを膨らませて。実際に自然と触れることで、セロルの森のイメージをどんどん強くしていきました。山梨だったから生まれたバイブス、そこからできた作品、みたいなところもたくさんあったなと思います。
──大変なところはなかったですか?
思い返すと、長い時間をかけて取り組んできたので、大変だったなと思うんですけど、作っている最中はずっとワクワクしてました。脳みそがずっとブルブル震えている感覚というか。作っていく中で、いろんなセロルと出会える喜びがすごい大きくて、鳥肌がずっと立っていたなという感じです。
──今回の個展を経て、今後セロルと一緒にどんな挑戦をしてみたいですか?
自分のInstagramから始まったセロルとの日々なんですけど、今回この個展を制作するにあたって、全然セロルのことを知らなかったなと思いました。自分で(個展を)作りながら、新しく知れることがたくさんあったんです。だから本当に、奥ゆかしい生き物だなって、不思議だなって思って。ここから先、動いているセロルも見てみたいなと思いましたし、自分とは会話はできないけど、セロリ同士で話したりするのかな……とか想像が膨らみました。これからもきっと、セロルに対しての研究は続きそうだなと思いますね。
──Instagramのお話も出ましたが、もともとセロルが生まれたきっかけは何だったんでしょうか?
セロルが生まれたきっかけは、ファンのみんなと自分なりに交流できたら嬉しいなって思ったところからでした。自分が持っている世界観をファンのみんなにも楽しんでいただけたら嬉しいなという気持ちもあって。だから一緒に選択して、……それこそ名前を決めたりだとか、お世話する方法を選んだりとか、みんなで同じ方向を向いて楽しめる方法を模索していたんです。そんなときに急にタイミングよく、セロルが現れたって感じですね。運命の出会いです。