「セフレ(セックスフレンド)」とはその名の通り、セックスを楽しむことが目的の付き合い方のこと。

付き合っている人がいないフリーの女性も、恋人がいる女性も「セフレが欲しいな」と思ったことがあるかもしれません。

今回は、女性が「セフレが欲しい」と思う瞬間や、作り方のテクニック、注意点などについて解説します! 「セフレってどうなの?」と、セフレについて気になっている人はぜひ記事をチェックしてみてください。

セフレが欲しいと思ったことがある女性は多い!?

セフレ 作り方

調査によっても変動しますが、ある調査ではセフレが欲しいと思ったことがある女性は34%と、3割以上の人が「セフレが欲しい」と思ったことがあるようです。

セフレは恋人同士ではないため「愛」よりも「セックス」重視。

恋人よりも気楽な関係というイメージでとらえられることもあり、「束縛し合う関係は窮屈だけど、なんとなく刺激がほしい、寂しい」「セックスの相性がいい人と楽しみたい」という人は実際にセフレを作っているようです。

セフレ経験がある女性はどのくらい?

オトナの恋カツが女性のみを対象に行なったWEBアンケートの「セフレがいる・いた経験がありますか?」という質問では、「いる・いた」と回答した人が53%以上。

なんと、アンケートに回答した女性の半数以上、つまり2人に1人はセフレがいた・セフレがいるという結果に。

別の調査の「その後、セフレとはどうなりましたか?」という質問では「関係を解消した」が53%、「変わらず続行中」が22%、「彼氏に昇格」が12%、「結婚した」が13%という結果になり、半数はセフレ関係を解消したものの、付き合ったり、さらにはゴールインしたというカップルもいることがわかります。

セフレになったきっかけは?

では、セフレがいた経験がある女性たちはどんなきっかけでセフレと出会ったんでしょうか? セフレとの出会いは人によって様々で、「最初からセフレを作るつもりではなかったが、なりゆきで」という人も少なくないようです。

  • 「夜遊びをしているときに、酔った勢いでセックスして、それからセフレになった」
  • 「クラブでお持ち帰りされたのがきっかけ」
  • 「クラブでナンパされて、その日にホテルに行った。お互い恋愛対象にはならなかったがからだの相性がよかったのでセフレとして関係を続けた」

上記のようなきっかけの他、「好きなときにセックスできる相手が欲しかったから」という人もいます。女性にも性欲があり、恋人がいなくてもセックスがしたくなるときがあります。オナニー(マスターベーション)とセックスは別物であり、セックスの相手が欲しいというのも不自然なことではありません。

また、「昔から好きだったからアピールしていた。ふとしたきっかけで1回セックスしてしまったら都合のいい女になってしまった」という切ない理由も……。この場合のセフレ関係は楽しさよりも、切なさやつらさの方が大きくなるかもしれません。

女性が「セフレが欲しい」と思う瞬間

セフレ 作り方

ここからは、どんな瞬間に女性は「セフレが欲しい」と思うのかを見ていきましょう。

  • 「恋人とセックスレスで」
  • 「恋人は好きだし愛されている自覚はあるけど、セックスが物足りなくて」
  • 「人恋しいとき。仕事で疲れたときとか」
  • 「エッチしたくなったとき。恥ずかしいとかそういうことを思わずに、スポーツするみたいな感覚で気軽にエッチできる人が欲しいなって」
  • 「イライラしたときに、セックスして思いっきり発散したいと思った」
  • 「出張先のホテルでふとセフレが欲しいと思った」
  • 「セクシーな人を見たとき」
  • 「暇だなーというときになんとなくセフレが欲しいと思った」

など、人によって違う、たくさんの意見があるようです。

セフレを作るメリット・デメリット

セフレ 作り方

セフレがいれば、人肌恋しいときやなんとなく刺激が欲しいとき、性欲が高まったときなどに欲求を満たすことができます。

しかし、セフレを作ることにはメリットだけでなく、デメリットもあります。ここからは、セフレを作るメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。

メリット

セフレを作るメリットは、性的欲求を満たせること、セックスを楽しめること、セックスが上手くなること、パートナーとはできないプレイなどを楽しめることなどがあります。

「恋人のことは好きだけど、セックスはあまり相性がよくない」「思いっきり楽しめない」「嫌われるんじゃないか、引かれるのか気になってやりたいことができない」という場合も、セフレであれば気にせずにセックスに没頭できるでしょう。

デメリット

お互いに「セックスをする友達」とずっと割り切っていられればいいかもしれませんが、どちらかが恋愛感情を持つと、関係を続けるのが難しくなってしまうこともあります。

たとえば、相手の男性に本命の彼女がいた場合などは「付き合いたいけど、彼女がいるからセフレという関係でいるしかない」とつらい思いをしてしまう可能性も。

また、セフレがいることである程度、性欲などの欲求が満たされることで「ちゃんとした恋愛ができない」「本命の相手ができない」こともあるかもしれません。今のセフレとの付き合い方に悩んでいる場合は、一度関係性を見直してみてもいいかもしれません。

セフレってどうやって作るの? 5つのテクニック

セフレ 作り方

セフレがいた経験のある女性によれば、セフレを作るテクニックは以下の5つ。

  1. エッチな話をたくさんする
  2. デートはせず、セックスのためだけに会う
  3. 付き合わない
  4. 他に本命を作る
  5. 記念日などはスルーする

「セフレ」という存在をどうとらえるのかによってもセフレとの付き合い方は変わってきますが、付き合いたくないと考えているのであれば、記念日などは祝わずにスルーするのが良さそうです。

セフレを作る場所や方法としては「マッチングアプリ」「クラブ」「合コン」「飲み会」で相手に出会うという方法がありますが、いずれの場合も注意が必要です。

あまり知らない相手とワンナイトを楽しむことにはリスクもあるため、慎重に行動しましょう。

セフレを作る場合の注意点

セフレ 作り方

割り切ったからだだけの関係ということで、恋人に比べてセフレは気軽に作りやすいと言えるかもしれません。しかし、リスクや注意点もあります。

不特定多数の人と関係を持つのは避ける

毎晩のようにクラブに出かけ、その度に違う人と関係を持つなど、不特定多数の人と関係を持つのは避けましょう。

正しい避妊や性感染症予防ができていなければ望まない妊娠や、性病のリスクがあります。同じようにセフレを探している男性の中には倫理感に欠ける人もいると考えられ、危険な目に遭うかもしれません。

元カレ・男友達には注意する

再会をきっかけにセックスをするようになるなど、元カレがセフレになるパターンは多いといわれています。しかし、お互いきっぱり割り切っているのであれば問題ありませんが、未練や気持ちが残っている場合は、つらくなってしまう可能性も。

また、男友達とセフレになる場合も注意が必要です。関係がこじれた場合、周りの他の友達との関係に悪影響を及ぼしてしまうかもしれません。

セーフセックスを心掛ける

セックスのとき、避妊や性感染症予防をしない相手には注意が必要です。また、コンドームは正しく使ったとしても100%避妊ができるわけではないため、注意しましょう。

日本では避妊法としてコンドームを選択する人が多いですが、実は、コンドームをつけているのに妊娠してしまう人が約14%!なんと7組に1組、7回に1回ぐらいは、きちんとコンドームを使用していたのに妊娠しているのです。

出典元:女性の健康推進ヘルスケアラボ

避妊効果を高めつつ、性感染症予防も行う方法としては「低用量ピルとコンドームの併用」があります。

ピルには生理痛やPMS(月経前症候群)の軽減、生理周期のコントロールなどメリットがありますが、人によっては血栓症のリスクが高まったり、不正出血が見られることもあるため、服用する場合はクリニックでドクターと相談しましょう。

複数の人を愛する「ポリアモリー」の人もいる

セフレ 作り方

中には、「本命の恋人がいるのにセフレとの関係をやめられない」「特定の人ひとりだけと付き合うことが難しい」「複数の人と関係を持つことが自然に感じる」という人もいるかもしれません。

日本では、誰かと付き合うことは一対一でするものという「モノガミー」のライフスタイルや考え方が広く浸透していますが、一方で「ポリアモリー」の人もいます。

ポリアモリーとは、すべてのパートナーの合意を得た上で複数のパートナーと関係を持つ恋愛スタイルのこと。必ずしも肉体関係を結ぶわけではなく、セックスをしない関係性も含みます。

ポリアモリーとは、関係者全員の合意を得たうえで、複数の人と恋愛関係を結ぶ恋愛スタイルを指します。その歴史はそこまで長いわけではなく、1990年代にできたアメリカの非営利団体「ラヴィング・モア」が「ポリアモリー」という言葉を使い始めたのが始まりだと言われています。

ここで重要なのは、関係者全員の合意を得ているという点です。

もし関係者一人でも合意を得られていない場合、それは「浮気」となってしまいます。愛する人に対して嘘をつかず、またパートナーに対してもそうであってほしいと願うことが、ポリアモリーの根底にある考えなのです。

出典元:JobRainbow MAGAZINE

ポリアモリーの人は「自分は浮気症で、おかしいんだ」と悩んでいる人も少なくないようですが、そもそも人間は誰ひとり同じ人はおらず、全員が違う個性を持っています。大多数に当てはまらないからといって、異常というわけではありません。

ただし、恋人がセフレの存在を知らないのであれば「合意の上」とはいえず、存在がバレればトラブルになってしまう可能性も……。どんな関係にせよ、相手に対する誠実さを持って接することが大切です。

まとめ

恋愛や働き方など、様々な多様性が受け入れられ始めてきている現代。

いわゆる「セフレ」や「セックスフレンド」という付き合い方は、「彼氏だからこうしなきゃいけない、彼女だからこうしなきゃいけない」などの束縛がなく、純粋にセックスを楽しめる関係性でもあります。

不特定多数の相手とワンナイトを繰り返したり、恋人に隠れてこっそり浮気をするのはトラブルに発展する可能性があるため避けなければいけませんが、「セックスを楽しむ友達」という付き合い方も、ひとつの関係性の形かもしれません。

ただし、「なんとなく」でズルズル続く関係は要注意。自分が傷ついたりつらい思いをしないよう、慎重な判断を心掛けましょう。

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