――完成した映像を見て、山下さん作詞の「優しい世界」や小田和正さんの主題歌など、音楽全体の印象はいかがでしたか。

どの曲も透明感があって、タイトル通り「正直」にすっと心に入ってくるなと感じました。音楽が映画の背中を力強く押している。その中でも「優しい世界」は、綺麗に整いすぎていない、手触りのあるリアリティを歌った曲です。どこか懐かしいフォークソングのような曲調も好きでしたし、高校生が作ったという設定通りの素直さが出ていて、素敵な曲だなと思いました。

映画正直不動産の山下智久と岩﨑大昇


――山下さん演じる永瀬に「正直すぎる一撃」を食らうシーンの撮影はいかがでしたか?

あのシーンの撮影は僕のクランクアップの日だったんです。それまでは福原(遥)さんとのシーンが多かったのですが、オフィスで山下くんが(風に)吹っ飛ばされるのを見て、「これだこれ! これが正直不動産だよ!」と感動しました(笑)。

 

――出来上がったチームに入ることに、プレッシャーはありませんでしたか?

めちゃくちゃ緊張しました! 学校の転校生みたいな心境で(笑)。でも、スタッフさんもキャストの皆さんも本当にチームワークが素晴らしくて、外から来た僕を「よし、頑張ろうぜ!」と優しくいじって仲間にいれてくださり、現場そのものがあの楽曲の通り「優しい世界」でした。