愛するパートナーと一緒にいれば、肌と肌をあわせたくなるものですよね。

大好きな人に触れられるのは嬉しいし、自分からも触れたい♡

でも実は「SEXがあまり楽しくない、するのが辛い」「彼とのエッチに不満だらけ」なんて女性も少なくはないようです。

パートナーのいる女性の半数近くが今のSEXライフに満足していない、という調査結果もありました。

なかなか伝えにくいSEXの不満を上手に彼に伝えるには……?

こうしてうまくいったという実例もあわせてご紹介します。

SEXの不満はどう伝えたらいい?

SEXの不満男性にどうやって伝える?

SEXについてはデリケートな問題だけに、伝え方を間違えると男性のプライドを大きく傷つけるおそれがあります。

ふたりの大切なコミュニケーションのために言ったはずなのに、その後気まずくなったり、行為中にぎくしゃくしてしまっては逆効果。

へたをすると逆ギレや、最悪の場合セックスレスにもつながりかねません。

男性を傷つけず、でも女性も満足できるようなSEXをするためには、どのように気持ちを伝えたらいいのでしょうか。

まずは、SEXの不満を伝えたいときに大切にしたいポイントを4つご紹介します。

  • ネガティブな『指摘』ではなくポジティブな『肯定』で
  • リクエストはできるだけ具体的に
  • どうしても言葉にしにくければ誘導する
  • フィードバックはすぐに全身で伝える

そして、意外とよくあるのが、女性側も『どうしてほしいのか』がよく分かっていないパターン。

自分のからだのどこが気持ちいいのか、どう触ってほしいのかを、しっかり理解しておくことも大切です♪

それでは、4つのポイントを詳しく見ていきましょう。

ネガティブな『指摘』ではなくポジティブな『肯定』で

SEXの話題に限らず、誰しも自分の行動や言動の悪い部分を指摘されるとショックを受けてしまうものですよね。

「〜しないで」「〜はやめて」といわれてしまうと、そのやり方じゃダメ! と否定された気分になって、男性は傷ついてしまうことがあります。

例えば、「早く動かれると痛い」という指摘と、「ゆっくりのほうが気持ちいい」という肯定的な言葉を比べてみましょう。

どちらも実質的には「ゆっくり動いてほしい」という意味ですが、前者を言われると男性はまるで「へたくそ!」と貶されたような気分になり、後者は「今のも悪くないよ♡」と褒められた気分になるわけです。

ですから、同じことを伝えるならポジティブな言葉を選んだほうが、男性を傷つけずに気持ちを伝えられるでしょう。

リクエストはできるだけ具体的に

女性が抱く不満の上位に『ムードなくSEXをはじめようとする』というものがあります。

ただ、これを「もっとムードを大切にしてほしい」と男性に伝えても、ほとんどの場合「ムードってなに?」と上手く伝わりません。

同じように、「もっとじっくりして」や「もっと長く前戯して」も、「じっくりってどうすればいいの?」「長くって何分くらい?」となってしまいます。

男性からすると、これらの要望は抽象的で理解しにくいようです。

そのため、女性側の要望は、「お笑い番組を見ながら脱がそうとしないでほしい」「ぬれるまでは入れないでほしい」「前戯は少なくとも10分間続けてほしい」などと具体的に伝えたほうがよいでしょう。

そのほうが、女性も「前回も同じことを言ったのに…」と不満を溜めることも少なくなるはずです。

『恥ずかしいから察してほしい』という気持ちも分かりますが、男性側がその『察する』ができないからこそ不満が溜まっていくわけですから、リクエストをするときには具体的に表現することが大切です。

どうしても言葉にしにくければ誘導する

先程、『リクエストは具体的に』とお伝えしましたが、どうしても直接的な言葉を口にしにくい場合は、可愛いおねだりをまじえて誘導してしまうのも一つの手かもしれません。

前戯が短い男性には抱きついて「もっと♡」、やり方が分からない男性には「こっちも♡」といって自分の好きなポイントに導いてしまうのです。

この『誘導』は、ムード作りにも応用できます。

例えば、いつもSEXは家で…というふたりなら、たまにはホテルでのお泊まりデートや旅行に誘ってみるなど、自分から場所を変えてみることをオススメします。

いつもと違うシチュエーションになれば、お互いに気持ちが盛り上がりますし、女性側から少し大胆に迫っても違和感を与えにくいでしょう。

フィードバックはすぐに全身で伝える

そして、あなたが望むことを彼がしてくれたら、すぐに全身でポジティブなフィードバックを返すとよいです♪

SEXが終わってからよりも、すぐのタイミングで褒めることで男性にも分かりやすく、彼も自信を深め「リクエストを聞いてよかった!」「もっとがんばろう!」と奮起してくれることでしょう。

気持ちよくない行為に対して感じた演技をするのはオススメできませんが、彼の努力によって改善されたポイントがあるのなら、それを伝えてあげることはお互いのメリットになります。

彼に感謝を伝えてもっと女性を喜ばせたい気持ちになってもらいましょう♪

また、人によっては、逆に男性側にフィードバックをたずねてみるのも。

「こうしてほしい」よりも「どうしてほしい?」のほうが口にしやすい場合は、それを自分がしてほしいことを伝えるきっかけにできるかもしれませんね。

私はこうした!気持ちを伝えるヒント

SEXの不満男性にどうやって伝える?

どれだけお付き合いが長くなって信頼関係が築けたと思っていても、SEXについての不満を深刻な雰囲気で切りだすのはあまりよくないかもしれません。

むしろ「こんなに溜め込んでいたのか」と驚かせてしまうかも……。

それならいっそ、リラックスした気分のときに冗談交じりで希望を伝えたほうが、男性も追い込まれずにすんなりと受けとめることができるでしょう。

ここでは、気持ちを伝えるヒントになりそうな「実際こんなふうに伝えたよ♪」という女性側の意見を集めてみました。

一緒にAVを見て教育する

「AVを見ながら、彼に「これ正直気持ちよくないんだよね」と言ったら、彼も驚いて「えっ。じゃあ何が気持ちいいか教えて」ってなりました。それからはたまにAVを参考にしながら、さりげなく不満を伝えているから、満足できるようになりました。」

なかには、AVのように激しくすればいいと勘違いしてしまっている男性も。

そのような場合は、AVはあくまで男性目線のフィクションであることを伝えて、本当は女性はどうされたいかを教えてあげるとよいでしょう。

エッチ中は別人格になる

「エッチ中は別人格になります。普段とは違う口調で甘えておねだりするから、ちょっと大胆な要望でも彼も喜んで受け入れてくれる。」

彼以外の誰も見ていないときくらい、少し大胆になってみるのもいいのかも。

普段とは違う顔を見せれば、彼もあなたの新たな魅力の虜に♡

ポジティブな話し合いをした

「付き合って3年になる彼とはマンネリ気味。そんなマンネリを解消できたきっかけは、話し合いをしたことです。ポイントは不満を直接伝えるんじゃなくて、ポジティブな言葉でリクエストすること。コスプレしてエッチしてみたいとか、今まで言えなかったことが言えてお互いスッキリしました。」

付き合いが長くなれば、日常でもSEXでもすれ違いは起こりがち。

それを解消するには、やはり話し合いが近道になります。

相手を否定するのではなく、自分がしてほしいことをポジティブに伝えれば、きっと前向きな話し合いができるでしょう。

ロマンティックなデートをリクエストした

「とにかくムード作りがヘタな彼。でもストレートに言うと彼を傷つけてしまいそうなので、エッチに誘われそうな日は、ロマンティックなデートスポットをリクエストすることにしたんです。デート中、手をつないだりキスしたりして過ごすと、そのあとのエッチの盛り上がりが全然違います。」

ムード作りが上手くない男性には、こちらからムードを作りやすいシチュエーションを誘導して♪

デートが盛り上がればその後のSEXはもちろん、ふたりの関係もますます盛り上がっていくはずです。

可愛らしく提案した

「以前同棲していた彼は、とにかくエッチが好きな人でした。週3ぐらいで求められていたのが、負担になっていました。彼のことは好きだったから「週末にゆっくりしたいな」とか「がまんしたほうが気持ちいいから」とか可愛く提案して、週末だけにエッチをする、という方向に持っていくことができました。それからはエッチの頻度で揉めることはなくなりましたね。ただ拒否だけしていたら、すれ違いになっていたかも。」

SEXはふたりでするものだからこそ、頻度に関する悩みを持つ人も多いようです。

自分の欲求だけを押し付けるのではなく、こちらの生活ペースや体調を思いやってほしいですよね。

頻度が多すぎると感じていたら、「疲れてるからしたくない」と正面から突っぱねるよりも「週末にゆっくりしたい」と可愛く提案されたほうが、男性も受け入れやすいでしょう。

ここでも、大切なのはポジティブに伝えることです。

まとめ

愛し合うふたりにとって、SEXは重要なコミュニケーションの一つ。

デリケートな問題で不満は伝えづらいですが、どちらか一方ががまんしてばかりでは、長い関係は築けません。

話しあいのきっかけをつくるには、女性向けのAVや、女性誌の特集や付録DVDなども女性目線でSEXのことを伝えられてオススメです。

お互いに愛情を感じあえるSEXにするためにも不満は溜め込まず、思いやりのある方法で伝えていけるといいですね♪