Yellow by TAKAHISA MASUDA
──それでは本プロジェクトにデザイナーとして携わった、株式会社 ZOZO CDO室 ディレクターの森住和雅さんにも登壇していただき、モデルの着用しているアイテムについて伺っていきたいと思います。まずはこちらの2着です。こちらは増田さんも着用されているアイテムですね。
増田「はい、このコート(MA-1 ROMPERS)は今回のラインナップの中でYellowを代表するアイテムです。自分がもともと持っているアイテムに足し算できるものがいいなと思いながら制作しました。下を止めると赤ちゃんが着るロンパースみたいな形になるのが特徴です。つなぎみたいな形にすぐにできるっていうアイテムになってます」
森住「今回このプロジェクトを始めるにあたり、増田さんとミーティングをさせていただきました。開始 1分くらいでこのロンパースのアイディアを増田さんからお話しいただいて、軽くパニックというか(笑)。コートの状態のすとんとしたシルエットと、つなぎのときの丸いシルエットが全く別物なので、それを両立するのが大変でした」
増田「“コートの形状で下が止められて、止めた時に丸いつなぎになったら面白いですよね。MA-1の素材がいいんです”みたいな話をしていて、結構すぐ形になったのかなと思ったんですけど……」
森住「いや、全然すぐじゃないです(笑)。あの現場はめちゃくちゃ大変でしたが、一つ一つ問題を解決して、このアイテムが誕生しました」
増田「つなぎは僕も大好きでよく着るんですけど、実際暑くてもすぐ脱げないじゃないですか。それに動きづらいこともあるんです。だからこそ、すぐに着脱できたら楽だなとずっと思っていて。今回のアイテムの着想はここから得ています。いつでも軽く着られるつなぎって今まであまりなかったのかなと思って、作らせてもらいました」
──そして女性が着用しているミリタリー(MILITARY ROMPERS)のアイテムも素敵ですね。
増田「結構これは一番ヘビー使いできるんじゃないかなって思っています」
森住「増田さんの求めるシルエットって、かなり上半身がオーバーサイズなんですけれども、これを考えると結構使う布の量が多くなってしまうんですよね。そうすると洋服自体がすごい重くなってしまうので、軽くてもシルエットがなかなか崩れないような生地を選びました」