役所広司がカンヌ男優賞を受賞した話題作など……ホリデーシーズンにおすすめの映画3選

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気になる映画とイベントをご紹介！

1　『PERFECT DAYS』
アカデミー賞の日本代表です

2024年開催予定の米アカデミー賞。各国から出品される国際長編映画賞の日本代表になったのが、まもなく公開される『PERFECT DAYS』。大改修された渋谷区の公共トイレを、カルチャー面からイメージ刷新するためのプロジェクトですが、映画としての出来栄えが素晴らし過ぎ。特に本作でカンヌ国際映画祭で男優賞を獲得した役所広司さんのお芝居は、静かながらもキレッキレです。話題になることは確実なので、ぜひ劇場へ。

story：東京・渋谷の公共トイレの清掃員として働く平山（役所広司）は、ルーティンをこなす毎日に満足していた。だが、ある日、長い間連絡を絶っていた妹のもとから姪が家出し、彼の家へ転がり込む。

監督：ヴィム・ヴェンダース／出演：役所広司、柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ、石川さゆり、田中泯、三浦友和　ほか／配給：ビターズ・エンド／公開：12月22日より、TOHOシネマズ シャンテほか順次ロードショー

© 2023 MASTER MIND Ltd.

2　『ショータイム！』
パーリーシーズンにぴったり映画

どん底酪農家が一念発起で、農場の納屋をキャバレーにする。な～んてトンデモ話ですが、なんとこれ実話。それを映画化した『ショータイム！』は、めちゃくちゃ前向きで元気になる作品です。華麗なバーレスクダンスや大道芸など、フレンチキャバレーの文化をたっぷり盛り込んでいるので、パーティ三昧なこの季節にぴったり。

story：経営危機で崖っぷちの酪農家ダヴィッド（A・イワノフ）は、たまたま入ったキャバレーでのダンサーのボニー（S・ウアザニ）のパフォーマンスを観て、農場の納屋をキャバレーに改装し再起を図ることを思いつく。ボニーを雇い、パフォーマーのオーディションを始めるのだが……。

監督：ジャン＝ピエール・アメリス／出演：アルバン・イワノフ、サブリナ・ウアザニ、ミシェル・ベルニエ　ほか／配給：彩プロ／公開：12月1日より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー

© 2021 – ESCAZAL FILMS – TF1 STUDIO – APOLLO FILMS DISTRIBUTION – FRANCE 3 CINEMA – AUVERGNE-RHONE-ALPES CINEMA

3　ウェス・アンダーソンすぎる風景展 in 渋谷
ウェスの世界、最後のチャンスです

2023年4～5月の日本初開催時にも話題になった『ウェス・アンダーソンすぎる風景展』が、現在再度開催中です。映画監ウェス・アンダーソンの世界を想起させる実際の風景写真を展示するこの企画、じつはこれが日本で観られる最後のチャンス。「え、これ日本にあるの！？」という写真もありますので、年末年始のお出かけのヒントにもなりますよ～。

日程：12月28日まで（休館日なし）
場所：ヒカリエホール
（東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ9F）
時間：日～金 11:00～19:00（入場〆切18:15）、土11:00～20:00（入場〆切19:15）
料金：¥2,200
www.bunkamura.co.jp

Paul Hiller(@paulhiller), Nagashima Spa Land　@Accidentally Wes Anderson, Japan Railways　＠Accidentally Wes Anderson, Arashiyama Monkey Park