ファンタジーやリアルストーリーなど、心をホットにしてくれる作品が目白押し【This Month’s 4 Movies】

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【This Month’s 4 Movies】今月要チェックの映画を4本ご紹介！写真を見てインスピレーションで選んでみてね。

INDEX

1　『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
2　『ティル』
3　『ポトフ美食家と料理人』
4　『きっと、それは愛じゃない』

1　『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』

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ジョニー・デップ主演の『チャーリーとチョコレート工場』（05）で有名なチョコレート職人ウォンカの若き日を、ティモシー・シャラメが純真無垢な輝きを放って演じたファンタジー。ダークだった前作とは違うカラフルでポップな世界観は新鮮だし、オリヴィア・コールマンなど芸達者達が演じるキャラも愉快。とりわけヒュー・グラントが演じた小さな紳士ウンパルンパに抱腹絶倒！スピンオフをお願いしたい。

story：“魔法のチョコレード”を作れるウォンカ（T・シャラメ）は、亡き母と約束した世界一のチョコレート店を開くためにチョコ職人が集まる町に到着。彼の才能を妬んだチョコレート組合からの嫌がらせを受けながらも、開店に向けて奮闘するが……。

監督：ポール・キング／出演：ティモシー・シャラメ、ヒュー・グラント、ケイラ・レーン、キーガン＝マイケル・キー　ほか／配給：ワーナー・ブラザース映画／公開：現在、新宿ピカデリーほか全国ロードショー中

2　『ティル』

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1955年、黒人少年エメット・ティルが白人のリンチで殺された。ボブ・ディランの曲「エメット・テイルの死」にもある実際の事件を描いた社会派ドラマ。息子の死の真相を知りたいと願う“母の闘い”が公民権運動を大きく前進させたことに感動するが、なにより息子を失った母の悲しみと怒りに胸えぐられ、深い愛に泣かされる。母を演じたダニエル・デッドワイラーの繊細な演技が素晴らしい！

story：1955年。シカゴで育った14歳のティル（J・ホール）はミシシッピー州の親戚宅に滞在中、白人のリンチで殺された。息子の変わり果てた姿を前に、母メイミー（D・デッドワイラー）はこの陰惨な事件を世間に知らしめるべく、大胆な行動を起こす。

製作・出演：ウーピー・ゴールドバーグ／監督：シノニエ・チュクウ／出演：ダニエル・デッドワイラー、ジェイリン・ホール　ほか／配給：パルコ／公開：12月15日より、TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー

3　『ポトフ美食家と料理人』

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料理への情熱で強く結ばれた美食家と料理人の愛と人生。演じる名優コンビ、J・ビノシュ＆B・マジメルの貫禄ある競演と繊細な映像美が素晴らしい。2人のドラマが淡々と進む中、真の主役は、100年前の美しきキッチンで創り出されるミシュラン3つ星シェフ、ピエール・ガニェール監修の極上メニュー。全編の半分が料理と食事のシーンで、調理や食べる音のみの音響効果。まさにグルメ映画の新たな金字塔！

story：19世紀末のフランス。長年互いを高め合ってきた美食家ドダン（B・マジメル）と天才料理人ウージェニー（J・ビノシュ）。ユーラシア皇太子の晩餐会で豪華なだけの料理にうんざりしたドダンは、シンプルな料理・ポトフで皇太子をもてなすと決める。

監督・脚本・脚色：トラン・アン・ユン／出演：ジュリエット・ビノシュ、ブノワ・マジメル　ほか／配給：ギャガ／公開：12日15日よりBunkamuraル・シネマ渋谷宮下、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー

4　『きっと、それは愛じゃない』

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”お見合い結婚はホントの幸せなのか？”という命題をつきつける異文化ロマンティック・コメディ。主演するだめんず好きのL・ジェームスはチャーミングだし、パキスタン系幼なじみ役のS・ラティフがかなりイケメンで眼福。豪華絢爛なウエディングシーンでのパキスタンの衣装やダンスなども楽しい。軽快なタッチで劇中語られる結婚データや見合い結婚での愛の哲学には、実は学ぶこと多し。